水産用OTC散10%「KS」
2025/05/12
品名 | 水産用OTC散10%「KS」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1984/09/14 2:1987/06/29 3:1990/02/23 4:1991/11/28 5:1992/07/10 6:1997/01/30 7:2002/06/17 8:2003/11/26 9:2006/08/01 10:2009/01/13 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:1995/01/10 2:2004/12/01 3:2010/06/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2018/10/30 |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | オキシテトラサイクリン塩酸塩 | 100mg(力価)/本品1g中 | テトラサイクリン系 | テトラサイクリン系 | 塩酸オキシテトラサイクリン |
包装単位 | 50g、100g、500g、1kg、2kg、3kg、4kg、5kg、10kg、15kg、20kg |
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使用禁止期間 | 本剤投与後下記の期間は食用に供する目的で水揚げを行わないこと。 すずき目魚類:30日間 にしん目魚類(淡水で飼育中のもの、4ただしあゆを除く。):30日間 にしん目魚類(海水で養殖されているもの):30日間 うなぎ目魚類:30日間 かれい目魚類:40日間 ふぐ目魚類:40日間 ・本剤をうなぎに投与後、食用に供する目的で水揚げする前30日間は、うなぎ池の飼育水を1日40%以上換水すること。但し、体重100g以下のうなぎに投与した場合を除く。 |
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休薬期間 | |
効能効果 | オキシテトラサイクリン感受性菌に起因する下記疾病魚類の死亡率の低下 ぶり、まだい、まあじ、ティラピアなどのすずき目魚類 :ビブリオ病 ぎんざけ、にじますなどのにしん目魚類 ただし、あゆを除く(淡水中で養殖されているもの):せっそう病・ビブリオ病・連鎖球菌症 ぎんざけなどのにしん目魚類(海水中で養殖されているもの):ビブリオ病 うなぎなどのうなぎ目魚類:パラコロ病 ひらめなどのかれい目魚類:連鎖球菌症 とらふぐなどのふぐ目魚類:ビブリオ病 |
用法用量 | 魚体重1kg当たり、1日量オキシテトラサイクリンとして下記の量を投与する。 ぶり、まだい、まあじ、ティラピアなどのすずき目魚類:50mg(力価) ぎんざけ、にじますなどのにしん目魚類 ただし、あゆを除く(淡水中で養殖されているもの):50mg(力価) ぎんざけなどのにしん目魚類(海水中で養殖されているもの):50mg(力価) うなぎなどのうなぎ目魚類:50mg(力価) ひらめなどのかれい目魚類:50mg(力価) とらふぐなどのふぐ目魚類:50mg(力価) |
使用上の注意 | (基本的事項) 1. 守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は下表に掲げる対象魚種の対象疾病を治療するために使用し、下表に掲げる対象魚種以外の魚又は動物には使用しないこと。 __________________________________________ 対象魚種 対象疾病 __________________________________________ すずき目魚類 ビブリオ病 __________________________________________ にしん目魚類(淡水中で養殖されているもの。 ビブリオ病 ただし、あゆを除く) せっそう病 連鎖球菌症 __________________________________________ にしん目魚類(海水中で養殖されているもの) ビブリオ病 __________________________________________ うなぎ目魚類 パラコロ病 __________________________________________ かれい目魚類 連鎖球菌症 __________________________________________ ふぐ目魚類 ビブリオ病 __________________________________________ ・本剤は、適切な量で使用しないと期待される治療効果が得られず、これを超えて使用した場合には、思わぬ副作用が発生するおそれがあることから、定められた用法及び用量に従って正しく使用すること。 ・本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。また、治療の効果の有無にかかわらず、8日間以上の連続投与は避け、繰り返し使用しないこと。 ・本剤は指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・本剤の取扱い時には、保護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。 ・本剤は、小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、本剤を他の容器に入れかえないこと。 ・使用済みの空容器等は、地方公共団体条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。 ・本剤を廃棄する場合には、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い適切に処分すること。 2. 使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って本剤を飲みこんだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・オキシテトラサイクリンには、起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては眼や皮膚に付着しないよう注意すること。もし、本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。 ・オキシテトラサイクリンには、ヒトや実験動物に対する催奇形性に関する報告があるので、妊娠中の女性が投与作業を行う場合は注意すること。 (取扱い上の注意) ・開封後は速やかに使用すること。 ・本剤は、よく振り混ぜてから使用すること。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 | ・承継(H7.1.10)旭化成工業株式会社→三鷹製薬株式会社 ・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社 品名変更:水産用OTC散「ミタカ」10%→水産用「OTC散10%「KMK」 ・承継(H22/6/1)川崎製薬(株)→共立製薬(株) 品名変更:水産用OTC散10%「KSK」→水産用OTC散10%「KS」 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカ合衆国 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |