タイロシン-20「リケン」

2025/04/28

品名 タイロシン-20「リケン」
一般的名称
承認年月日 1:1988/08/15 2:1990/08/03 3:1992/08/11 4:1998/02/27 5:2008/02/25
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2007/07/12 2:2017/12/01 3:2021/03/01 4:2024/08/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 リケンベッツファーマ株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 タイロシンリン酸塩 20mg(力価)/本品1g中 マクロライド系 16員環マクロライド リン酸タイロシン
包装単位 ポリエチレン内装クラフト紙袋(10~20kg)
使用禁止期間 豚:食用に供するためにと殺する前3日間
鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前3日間
休薬期間
効能効果 [有効菌種]

マイコプラズマ・ハイオニューモニエ、ブラキスピラ・ハイオダイセンテリア、ローソニア・イントラセルラーリス、マイコプラズマ・ガリセプチカム、マイコプラズマ・シノビエ

本剤感性の次の菌種:ブドウ球菌、レンサ球菌


[適応症]

豚:マイコプラズマ性肺炎、豚赤痢、増殖性腸炎
鶏:呼吸器性マイコプラズマ病
用法用量 飼料1t当たり、タイロシンとして下記の量を均一に混じて経口投与する。但し、豚増殖性腸炎には7日間連続投与する。

 豚           :44~110g(力価)
              :110g(力価)[増殖性腸炎]
 鶏(産卵鶏を除く) :330~550g(力価)
使用上の注意 (基本的事項)

1. 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・飼料等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないように注意すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2. 使用に際して気をつけること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤の有効成分であるタイロシンリン酸塩には起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては目や皮膚に付着しないように注意すること。

(豚及び鶏に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
貯蔵方法 密閉容器
備考 ・承継(H19/7/12)メルシャン株式会社→ベーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社

・承継(H29.12.1)べーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社→メリアル・ジャパン株式会社

・社名変更(H29.12.1)メリアル・ジャパン株式会社→べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社

・承継(R3.3.1付)べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社→渡辺ケミカル株式会社

・承継(R6.8.1付):渡辺ケミカル株式会社→リケンベッツファーマ株式会社
品名変更:タイロシン-20「WK」→タイロシン-20「リケン」
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰