OTC可溶散50%「KS」

2025/03/18

品名 OTC可溶散50%「KS」
一般的名称
承認年月日 1:1985/06/27 2:1992/08/24 3:1997/01/30 4:2002/06/17
承認区分 医薬品
承継年月日 1:1995/01/10 2:2004/12/01 3:2010/06/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 オキシテトラサイクリン塩酸塩 500mg(力価)/本品1g中 テトラサイクリン系 テトラサイクリン系 塩酸オキシテトラサイクリン
包装単位 容量規格:20g、30g、50g、100g、500g、1kg、2kg、3kg、5kg、10kg
使用禁止期間 牛(搾乳牛を除く。):食用に供するためにと殺する前7日間 

豚         :食用に供するためにと殺する前7日間

鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前7日間
休薬期間
効能効果 有効菌種

パスツレラ、ボルデテラ、ヘモフィルス・パラガリナルム、キャンピロバクター、マイコプラズマ

塩酸オキシテトラサイクリン感性の次の菌種:ブドウ球菌、レンサ球菌、コリネバクテリウム、大腸菌、サルモネラ 


適応症

牛:肺炎、細菌性下痢症 

豚:肺炎、細菌性下痢症 
 
鶏:呼吸器性マイコプラズマ病、細菌性下痢症、ブドウ球菌症、伝染性コリーザ
用法用量 1日体重1kg当たり、オキシテトラサイクリンとして下記の量を飲水に均一に溶かして経口投与する。

  牛(搾乳牛を除く。):7~20mg(力価)

  豚         :5~11mg(力価)

飲水1L当たりオキシテトラサイクリンとして下記の量を均一に溶かして経口投与する。
  
  鶏(産卵鶏を除く) : 33~500mg(力価)

 
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・本剤の取扱い時には、保護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・オキシテトラサイクリン塩酸塩は起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては眼や皮膚に付着しないよう注意すること。

・本剤の有効成分であるオキシテトラサイクリンには、ヒトや実験動物に対する催奇形性に関する報告があるので、妊娠中の女性が投与作業を行う場合は注意すること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(取扱い上の注意)

・開封後は速やかに使用すること。

・本剤はできる限り使用直前に飲水に溶かして使用すること。

(専門的事項)

①重要な基本的注意

・本剤の有効成分と類似する成分で実験動物における胎子毒性が認められているので、妊娠している動物には慎重に投与の可否を判断すること。

②副作用

・牛に投与した場合には、ときに消化障害を起こすことがある。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H7.1.10)旭化成工業株式会社→三鷹製薬株式会社

【承継履歴・品目変更履歴】
・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社
品名変更:OTC可溶散「ミタカ」50%→OTC可溶散50%「KMK」

・承継(H22/6/1)川崎製薬(株)→共立製薬(株)
品名変更:OTC可溶散50%「KSK」→OTC可溶散50%「KS」
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ドイツ連邦共和国、ベルギー、ルクセンブルク、米国、オーストリア、イタリア、スロベニア、チェコ共和国、スロバキア
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰