水産用オキソリッチ散
2025/05/15
品名 | 水産用オキソリッチ散 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1986/07/04 2:1990/07/16 3:1992/10/01 4:1996/08/30 5:2002/10/09 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | コーキン化学株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 合成抗菌剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | オキソリン酸 | 100mg/本品1g中 | キノロン系 | フルオロキノロン以外のキノロン系 | オキソリン酸 |
包装単位 | 100g~10kg |
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使用禁止期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で水揚げを行わないこと。 スズキ目魚類:16日間 ニシン目魚類(アユを除く。):21日間 コイ目魚類:28日間 ウナギ目魚類:25日間 アユ:14日間 うなぎにあっては、食用に供する為に水揚げする前25日間は飼育水の交換立が1日平均50%以上の条件におかれるもの |
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休薬期間 | |
効能効果 | オキソリン酸感受性菌による下記疾病の魚類に対する死亡率の低下 ・スズキ目魚類:類結節症 ・ニシン目魚類(海水中で養殖されているもの):せっそう病、ビブリオ病 ・ニシン目魚類(淡水中で養殖されているもの。ただしあゆを除く):せっそう病、ビブリオ病 ・ニシン目魚類(淡水中で飼育するもの;あゆ):ビブリオ病 ・コイ目魚類:エロモナス病 ・ウナギ目魚類:ひれ赤病、赤点病、パラコロ病 |
用法用量 | 魚体重1kg当たり、本剤下記1日量を飼料に混ぜて投与する。 ・スズキ目魚類 類結節症には・・・0.1~0.3g 5~7日間 ・ニシン目魚類 (海水中で養殖されているもの)せっそう病には・・・0.05~0.1g 5~7日間 ・ニシン目魚類 (水中で養殖されているもの。ただしあゆを除く)せっそう病には・・・0.05~0.1g 5~7日間 ・ニシン目魚類 (海水中で飼育するもの)ビブリオ病には・・・0.05~0.2g 3~5日間 ・ニシン目魚類 (淡水中で飼育するもの;あゆを除く)ビブリオ病には・・・0.05~0.2g 3~5日間 ・ニシン目魚類 (淡水中で飼育するもの;あゆ)ビブリオ病には・・・0.05~0.2g 3~7日間 ・コイ目魚類 エロモナス病には・・・0.05~0.1g 5~7日間 ・ウナギ目魚類 ひれ赤病には・・・0.05~0.2g 4~6日間 ・ウナギ目魚類 赤点病には・・・0.01~0.05g 3~5日間 ・ウナギ目魚類 パラコロ病には・・・0.2g 5日間 |
使用上の注意 | 【基本的事項】 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本品は、本使用説明書の【用法及び用量】に記載されている対象魚種の対象疾病を治療するために使用し、対象魚種以外の魚又は動物には使用しないこと。 ・本品は、必要量以上使用してもその治療効果は変わらないことから、本使用説明書の【用法及び用量】に従って正しく使用すること。 ・本使用説明書の【用法及び用量】に定められている期間使用した後は、治療の効果の有無にかかわらず、本品の使用を中止し、繰り返し使用しないこと。 ・本品は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。 ・本品は指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。 ・本品は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・餌等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まれないよう注意すること。 (ウナギ目魚類に対する注意) ・成鰻に使用した場合、残留する可能性があるため、稚魚期(10g以下)にのみ使用すること。 ・成鰻に使用した場合は、出荷時の残留試験を実施すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本品はよく振り混ぜてから使用すること。 ・本品は、小児の手の届かないところに保管すること。 ・本品は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。 ・誤用を避け、品質を保全するため、他の容器に入れかえないこと。 ・本品の色に異常が認められた場合には使用しないこと。 ・使用済みの空容器等は地方公共団体の条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って本品を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本品が目に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。 ・本品の取り扱い時には、防護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用すること。 (取扱い上の注意) ・本品を数回に分けて使用する場合は、すみやかに使用すること。 |
貯蔵方法 | 室温保存 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルグ |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |