動物用金鳥スミスリン乳剤

2025/03/18

品名 動物用金鳥スミスリン乳剤
一般的名称
承認年月日 1:1981/04/21 2:2004/08/31 3:2011/06/10 4:2016/12/15 5:2021/09/22
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日 1:1988/06/03
製造販売業者 大日本除蟲菊株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 フェノトリン 10g/本品100g中
包装単位 100mL、300mL、500mL、1L、5L、6L、18L
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 畜・鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の駆除。
ハエ成虫、カ成虫及びワクモ。
用法用量 畜・鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の駆除
畜・鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の発生又は生息する場所に、目的に応じて水で希釈して使用する。
 ハエ成虫、カ成虫及びワクモ:フェノトリンとして0.05~0.1%(製剤として100~200倍)となる水希釈液を1㎡当り50mL、ハエ成虫、カ成虫の生息場所又はワクモの発生場所に噴霧する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤が畜体・鶏体に直接かからないようにすること。

(使用者に対する注意)

・妊娠中の女性、喘息患者、気管その他の呼吸器系に障害のある者、アレルギー症状やかぶれ等を起こしやすい体質の人は、薬剤に触れたり投与作業に従事しないこと。

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないように注意すること。

・作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。

・屋内や通風の悪い場所で作業をする場合は局所排気装置を使用するなどして、換気に十分注意すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・直射日光、高温及び多湿を避け、小児の手の届かないところに保管すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・よく振り混ぜてから使用すること。

・変色が見られた場合には使用しないこと。

・0℃以下では凍る場合があるので、この際は温湯であたためてとかし、振とうした後に使用すること。(あたためる際は、必ず容器の栓をはずしておくこと。)

・本剤が凍った際に温湯であたためてとかす時以外は加熱しないこと。

・希釈した液は不安定なので、その都度必要量を調製し、また、直射日光の下に放置しないこと。

・小分けしたり、水で希釈するときは、食品用の容器等、誤用のおそれのあるものを使用しないこと。

・アルカリ性の下では分解しやすいので、石けん液等の混入を防ぐこと。

・本剤が直接飼料及び給餌器にかからないようにすること。

・愛玩動物、衣類、家畜・家禽の飼料、観賞魚、給餌器、飲水、飲水器、搾乳機材、卵等は、あらかじめ他の場所に移すか、あるいは格納する等、薬剤がかからないようにすること。集卵後及び給餌前に噴霧すること。

・本剤は魚毒性が強いので屋内の水槽や屋外の河川、池等へ直接かかるような散布は避けること。

・作業時の衣類は他の衣類と区別して洗濯し、防護具も洗剤を使ってよく洗うこと。

・薬剤処理に用いた機械器具や使用済容器等はよく洗い、小児が触れないようにすること。

・本剤、使用済みの容器、使用後残った希釈液および薬剤処理に用いた機械器具や使用済みの空容器等を洗った液は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気をつけること

(使用者に対する注意)

・万一、身体に異常を来した場合や誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに本剤がピレスロイド系の殺虫剤であることを医師に告げて診察を受けること。

・刺激等を感じた場合は、直ちに使用を中止すること。

・同一人による長時間の連続噴霧は避けること。

(対象動物に関する注意)

・本剤が直接飼料及び給餌器にかかると飼料摂取が悪くなる場合がある。特に鶏舎では産卵率が低下する場合がある。

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(取扱い上の注意)

・濃厚希釈液の場合は、植物にかかると枯れることがあるので注意すること。

・電気製品、機械、電気配線等へは薬剤がかからないようにすること。

・金属面、塗装面や合成樹脂の中には、侵されやすいものがあるので注意すること。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰