ジヒドロストレプトマイシン注射液「タムラ」
2025/03/21
品名 | ジヒドロストレプトマイシン注射液「タムラ」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1965/06/01 2:1966/02/18 3:1967/09/30 4:1981/07/23 5:2015/04/22 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | リケンベッツファーマ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 24カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | 硫酸ジヒドロストレプトマイシン | 250mg(力価)/本品1mL中 | アミノグリコシド系 | アミノグリコシド系 | 硫酸ジヒドロストレプトマイシン |
包装単位 | 10mL、20mL、100mL、500mLガラスバイアル瓶入り。 100mL/バイアル瓶×1本 20mL/バイアル瓶×10本 |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前90日間又は食用に供するために搾乳する前72時間 馬:食用に供するためにと殺する前60日間 豚:食用に供するためにと殺する前90日間 鶏(産卵鶏を除く):食用に供するためにと殺する前29日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 パスツレラ、ヘモフィルス・パラガリナルム、レプトスピラ 本剤感性の次の菌種:ブドウ球菌、コリネバクテリウム、大腸菌、サルモネラ、クレブシエラ、プロテウス 適応症 牛:レプトスピラ病、乳房炎、術後感染症の予防 馬:細菌性関節炎 豚:レプトスピラ病、肺炎 鶏:伝染性コリーザ 犬:レプトスピラ病、術後感染症の予防 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たり、ジヒドロストレプトマイシンとして下記の量を筋肉内に注射する。 牛:5~25mg(力価) ただし、搾乳牛(食用に供するために出荷する乳を泌乳している牛をいう。)の場合は5~10mg(力価) 馬:5~25mg(力価) 豚:20~100mg(力価) 鶏(産卵鶏を除く。):25~100mg(力価) 犬:10~50mg(力価) |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・アルコール消毒した注射器を使用すると不溶性沈殿を生じることがある。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 (重要な基本的注意) ・本剤は、静脈内注射を避けること。 ・連続して使用する場合には注射部位を変えること。 ・注射針を刺入したとき疼痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。 (相互作用) 本剤の有効成分であるジヒドロストレプトマイシンはアミノグリコシド系抗生物質であり、下記の薬剤との併用に注意すること。 (1)本剤は、クラーレ様作用(神経筋接合部遮断作用)による呼吸抑制が見られることがあるので麻酔剤、筋弛緩剤との併用は慎重に行うこと。呼吸抑制があらわれた場合には、必要に応じ、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。 (2)デキストリン、アルギン酸ナトリウム等腎障害を起こす恐れのある血液代用剤との併用は腎毒性を増強することがあるので、避けることが望ましい。 (副作用) ・本剤は、犬に投与すると、まれに嘔吐を起こすことがある。 |
貯蔵方法 | 密封容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |