動物用プロナルゴンF注射液
2025/03/18
品名 | 動物用プロナルゴンF注射液 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1976/12/01 2:1987/12/01 3:1988/12/15 4:1993/06/15 5:1998/01/19 6:2001/11/05 7:2008/08/12 8:2012/08/01 9:2016/10/07 10:2024/04/19 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2003/08/01 2:2010/06/01 3:2013/07/29 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2003/04/04 |
製造販売業者 | ゾエティス・ジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 繁殖用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | トロメタミンジノプロスト | 6.71mg(ジノプロストとして5mg)/本品1mL中 |
包装単位 | 10mL(10mL×1ガラスバイアル入り) 50mL(10mL×5ガラスバイアル入り) 30mL(30mL×1ガラスバイアル入り) 150mL(30mL×5ガラスバイアル入り) 100mL(100mL×1ガラスバイアルル入り) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、豚:1日 |
効能効果 | 馬: (1)発情周期における黄体期の短縮 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 牛: (1)発情周期の同調及び黄体期の短縮 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 (3)黄体の退行作用による子宮疾患の治療(子宮内膜炎) 豚:分娩誘発 |
用法用量 | 馬: (1)発情周期における黄体期の短縮 通常、排卵後5日以降の黄体期にある馬に対し、1回1頭当たり1mL(ジノプロストとして5mg)を筋肉内に注射する。 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 通常、1回1頭当たり1mL(ジノプロストとして5mg)を筋肉内に注射する。 牛: (1)発情周期の同調及び黄体期の短縮 通常、排卵後5日以降の黄体期にある牛に対し、1回1頭当たり3~5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 通常、1回1頭当たり3~5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 (3)黄体の退行作用による子宮疾患の治療(子宮内膜炎) 通常、1回1頭当たり3~5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 豚 :妊娠末期(分娩予定日の2日又は3日前)の豚に対し、1回1頭当たり1~2mL(ジノプロストとして5~10mg)を筋肉内に注射する。 [休薬期間] 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、豚:1日 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、豚 : 1日 (使用者に対する注意) ・妊娠中の女性、喘息患者、気管支その他呼吸器系に障害のある人には注射作業を行わせないこと。 (対象動物に関する注意) ・子宮内、静脈内には投与しないこと。 ・注射部位は70%アルコール綿で消毒し、注射時には注射針が血管に入ってないことを確認してから注射すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具は使用しないこと。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・本剤取扱い中誤って、皮膚に付着した場合は直ちに石鹸等でよく洗うこと。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・本剤投与後注射部位に細菌感染の兆候が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受け、抗菌剤等により適切な処置を行うこと。 (取扱いに関する注意) ・注射器具は原則として1頭ごとに取り替えること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤は豚の分娩予定日の4日以前には使用しないこと。 ②重要な基本的注意 ・本剤を馬の発情周期における黄体期の短縮、牛の発情周期の同調と黄体期の短縮及び子宮内膜炎の治療に用いる場合は、対象動物が黄体期にあることを確認の上、使用すること。 ・妊娠中の動物は流産することがあるので、馬及び牛に投与する場合、受胎していないことを確認の上、使用すること。 ・牛の子宮内膜炎の治療に用いる場合は、必要に応じ抗菌剤の使用を考慮すること。 ・本剤を豚の分娩誘発を目的として使用する場合、ときに投与翌日に娩出を開始しないことがある。 ③副作用 ・本剤投与により、馬に一過性の発汗を認めることがある。 ・本剤投与により、牛に一過性の流涎を認めることがある。 ・本剤投与により、豚に一過性の呼吸促迫、流涎を認めることがある。 |
貯蔵方法 | |
備考 | ・承継(H15/8/1)ファルマシア株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H22/6/1)ファイザー株式会社→ファイザー製薬株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H25/7/29)ファイザー株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |