オーチストン
2025/03/18
品名 | オーチストン |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1990/08/29 2:1994/08/12 3:1996/10/04 4:2001/06/21 5:2013/01/08 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 株式会社 科学飼料研究所 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | オルトジクロロベンゼン | 885mg/1g | |||
2 | キノメチオネート | 15mg/1g |
包装単位 | 1~20kg(ポリエチレン内装ブリキ缶) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | (1) 畜・鶏舎及びその設備の消毒 (2) 畜・鶏舎の踏込槽での消毒 (3) 鶏コクシジウムオーシストの殺滅 (4) ハエ幼虫(ウジ)の駆除 |
用法用量 | (1)畜・鶏舎及びその設備の消毒: 本品の100~300倍の水希釈液を適量散布する。 (2)畜・鶏舎の踏込槽での消毒: 本品の100~300倍の水希釈液を使用する。薬液の調製は1~3日毎とする。 (3)鶏コクシジウムオーチストの殺滅: ①本品の100~500倍の水希釈液を1㎡あたり1~3L散布する。 ②踏込槽では本品の100~500倍の水希釈液を使用する。薬液の調製は毎日とする。 (4)ハエ幼虫(ウジ)の駆除: 本品の100~300倍の水希釈液を幼虫発生場所1㎡あたり2~5L散布する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1 守らなければならないこと 【一般的注意】 (1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)畜・鶏体への直接散布はしないこと(畜・鶏体に直接散布された場合、オルトジクロロベンゼンが残留する恐れがある)。 (4)畜・鶏舎内の衛生害虫の駆除に用いる時は、薬剤が畜・鶏体に直接かからないようにすること。 【使用者に対する注意】 (1)薬や化粧品等によって、アレルギー症状やかぶれ等を起こしやすい体質の人は、薬剤の散布や処理作業には従事しないこと。 (2)病人、本剤に対する過敏症の人、妊婦、乳幼児等は、薬剤の影響の無い場所に移ってもらうこと。 (3)散布にあたっては、保護具(長袖の作業衣、作業帽、保護メガネ、保護マスク、ゴム手袋など)および使用する機械器具類は、あらかじめよく点検整備しておくこと。使用に際しては、保護具を必ず着用し、できるだけ身体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにするとともに、吸い込まないように注意すること。なお、屋内での使用の際には必ず換気を行うこと。また、密閉した畜・鶏舎での作業や長時間にわたる連続作業は避けること。 (4)使用後は必ず手や指を石けん等で洗うとともに、水で十分うがいをすること。また、薬剤が皮膚についたときは直ちに石けん等でよく洗うこと。万一、薬剤が眼、口などに入った場合には、直ちに水でよく洗い流すこと。作業中に大量の薬剤を浴びた場合には、直ちに汚染された衣類を脱ぎ、シャワーを浴びるなどして大量の水で体に付着した薬剤を洗い落とし、清潔な衣類に着替えること。 (5)本剤または本剤の希釈液が、皮膚、眼、飲食物、食品、玩具、飼料、植物等にかからないようにすること。 【対象動物等に関する注意】 (1)家畜・家禽の飼料、飼料箱、飲水、飲水器、搾乳機械、卵等はあらかじめ他へ移すかあるいは格納するなどの措置を施し、薬剤がかからないようにすること。採卵後または給餌前に散布すること。 【取扱い及び廃棄のための注意】 (1)食品、食器、飼料等と区別し、小児等の手の届かないところに保管すること。 (2)本剤の保管にあたっては、品質を保持するため、直射日光、高温及び多湿を避けること。 (3)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 (4)使用後、残った薬剤原液は容器の栓を確実に締めて保管場所に戻すこと。 (5)作業時の衣類は他の衣類と区別して洗濯し、保護具も洗剤を使ってよく洗うこと。 (6)希釈または散布に用いた機械器具類等は石けん等でよく洗うこと。特に散布器はよく手入れすること。 (7)希釈液を調製する場合は、次のことに特に注意すること。 (ア)希釈液は使用の都度調製すること。 (イ)薬液槽等の容器に希釈用水を用意し、本剤の必要量を計量カップ等で換算の上、容器に入れ撹拌棒等を使いよく撹拌すること(直接手指でかき混ぜないこと)。 (ウ)調製に使用する容器は、あらかじめ十分に水洗いしておくこと。 (8)本剤は、油脂やほかの薬品類と直接接触させないこと。また、殺虫剤や他の消毒剤と混用しないこと。 (9)有機物質等(家畜の排泄物、血液、牛乳等)は消毒効果に影響を与えるので、希釈液中への混入は避けること。 (10)水で希釈するときは薬剤の容器は専用のものとし、食品用の容器等、誤用のおそれのあるものは使用しないこと。 (11)蜜蜂、蚕(桑)、魚に被害を及ぼすおそれのあるところでは使用しないこと。 (12)使用済みの空容器等は石けん水でよくすすぎ、子供がもてあそばないようにして、地方公共団体条例等に従って適切に処分すること。決して河川、湖沼、下水道等の水系や地下水を汚染するおそれのある場所には捨てないこと。 (13)散布に当たっては、かけむらのないよう散布すること。ただし、環境を汚染しないよう乱用を避けること。特に散布液が直接河川、湖沼、海域又は養殖池に流入するおそれのある場所では使用しないこと。 2 使用に際して気を付けること 【使用者に対する注意】 (1)万一、誤って薬剤を飲み込んだ場合は、医師の診察を受けること。また、薬剤の使用により、頭痛、眼や喉の痛み、咳、めまい、吐気が認められた場合や気分が悪くなった場合等には、使用を中止し、空気の清浄な場所で安静にして、直ちに医師の診察を受けること。医師の診察を受ける際には、オルソ系およびキノキサリン系薬剤を含む殺虫・殺菌剤を使用した旨、成分名(オルトジクロロベンゼンおよびキノメチオネート)、症状、被曝の状況等についてできるだけ詳細に医師に告げること。 (2)アレルギー体質等で刺激を感じた場合には、直ちに使用を中止すること。 (3)薬剤の準備や散布中は、喫煙、飲食をしないこと。 【取扱い上の注意】 (1)漏洩した場合には次のように処置すること。 ①薬剤が漏洩した場合は、吸収性の媒体、例えば砂、軽石、ボロ布、オガクズ等に吸着させ、広がりを阻止して回収すること。 ②漏洩した薬剤が、井戸、池、河川などの水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出をすること。 (2)引火性があるため、取扱いには十分注意すること。 (3)汚水処理施設の機能を損なう(細菌が死滅する)恐れがあるので、本剤または本剤の希釈液が活性汚泥による汚水処理施設等に直接流入しないように注意すること。 (4)本剤又は本剤の希釈液が、鉄、亜鉛、合成樹脂等を腐食させることもあるので注意すること。 (5)散布液が植物にかかると薬害を生じる可能性があるので注意すること。 |
貯蔵方法 | 遮光した気密容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |