オキシカルチン注射液

2025/03/18

品名 オキシカルチン注射液
一般的名称
承認年月日 1:1992/07/15 2:1994/09/21 3:2001/06/01
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2000/04/03 2:2005/03/31
届出年月日 2009/09/30
再審査結果通知日 1:2000/12/04
製造販売業者 フジタ製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 繁殖用薬
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 カルベトシン 0.2mg/1mL
包装単位 容量規格:ガラスバイアル3mL、20mL
使用禁止期間
休薬期間 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷を行わないこと。

豚(雌):3日
効能効果 豚:陣痛微弱
用法用量 1日1回1頭当たりカルベトシンとして下記量を筋肉内に注射する。

豚(雌) : 0.1~0.2mg 
使用上の注意     【一般的注意】

(1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方せん・指示により使用すること。

(2)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

(3)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(4)本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

    【使用者に対する注意】

(1)妊娠中の女性及び妊娠の可能性のある女性に投与作業を行わせないこと。

(2)誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

(3)本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。

    【豚に対する注意】

1 制限事項

 本剤は、子宮頚管が緊縮している場合には投与を避けること。

2 副作用

(1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(2)本剤の投与により、泌乳が減少又は停止することがあるので泌乳状態の観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には子豚を里子に出すか、若しくは代用乳を与える等の処置を取ること。なお、本症状は薬剤投与後2日以内に発現することが多い。

 ①ハイポー及び10産以上の高産歴豚は発現報告が多いので、投与を避けること。

 ②バークシャー種、大ヨークシャー種、LW、WL、デカルブ、ケンボローで発現の報告があるので、慎重に投与すること。

3 相互作用

 本剤をプロスタグランジン製剤と同時投与すると、相加作用が生じることがある。

4 適用上の注意

(1)本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。

(2)本剤は、静脈内及び腹腔内注射ならびに経口投与には使用しないこと。

(3)本剤は必ず筋肉内に使用し、注射時に注射針が血管あるいは臓器内に入っていないことを確認してから投与すること。

(4)注射器具は滅菌されたものを使用すること。

(5)注射針は必ず1頭ごとに取りかえること。

    【取扱い上の注意】

(1)本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

(2)本剤を使用する時は、ゴム栓をエタノール消毒綿等でよく清拭すること。

(3)本剤を分割使用する場合は、速やかに使用すること。

(4)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

(5)本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

(6)使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

(7)本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。

    【保管上の注意】

(1)小児の手の届かないところに保管すること。

(2)本剤の保管は直射日光及び高温多湿を避けること。
貯蔵方法 遮光・凍結を避けて5℃以下に保存
備考 ・承継(H12/4/3)住友製薬株式会社→住友化学工業株式会社

・承継(H17/3/31)住友化学株式会社→フジタ製薬株式会社
 
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰