ビクタス注射液5%
2025/05/13
品名 | ビクタス注射液5% |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1993/11/29 2:1994/12/19 3:1999/03/15 4:2000/12/21 5:2018/12/21 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2001/07/30 2:2009/05/30 3:2010/07/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2003/04/09 |
製造販売業者 | 物産アニマルヘルス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | オルビフロキサシン | 1.0g/本品1バイアル中(20mL)中 | キノロン系 | フルオロキノロン系 | オルビフロキサシン |
2 | オルビフロキサシン | 5.0g/本品1バイアル中(100mL)中 | キノロン系 | フルオロキノロン系 | オルビフロキサシン |
包装単位 | 20mL、100mL褐色ガラスバイアル |
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使用禁止期間 | 筋注 牛:食用に供するためにと殺する前21日間 食用に供するために搾乳する前72時間 豚:食用に供するためにと殺する前14日間 静注 牛:食用に供するためにと殺する前2日間 食用に供するため搾乳する前24時間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種:アクチノバシラス・プルロニューモニエ、パスツレラ・ムルトシダ、マンヘミア・ヘモリチカ、マイコプラズマ・ハイオニューモニエ、マイコプラズマ・ボビライニス、大腸菌 適応症: 豚;胸膜肺炎、マイコプラズマ性肺炎、大腸菌性下痢症 牛;細菌性肺炎、大腸菌性下痢症 |
用法用量 | 1日1回、体重1kg当たりオルビフロキサシンとして下記の量を豚および牛の筋肉内に注射する。 豚:胸膜肺炎:2.5~5mg 3~5日間 マイコプラズマ性肺炎:2.5~5mg 3~5日間 大腸菌性下痢症:2.5~5mg 3~5日間 牛:細菌性肺炎:2.5~5mg 3~5日間 大腸菌性下痢症:2.5~5mg 3~5日間 1日1回、体重1kg当たりオルビフロキサシンとして下記の量を牛の静脈内に注射する。 牛:細菌性肺炎:5mg 3日間 投薬開始後3日以内に治療効果を確認し、効果がみられない場合には獣医師の判断に基づき薬剤の変更等を行うこと。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1. 守らなければならないこと (一般的注意) (1)本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 (3)本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。特に、牛では投与経路により投与用量及び投与期間が異なるため注意すること。なお用法・用量に定められた期間以内の投与であってもそれを反復する投与は避けること。 (4)本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。特に、牛では投与経路により使用禁止期間が異なるため注意すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) (1)本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。 (2)他の注射剤と混合しないこと。 (3)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 (4)小児の手の届かないところに保管すること。 (5)本剤の保管は、直射日光、高温を避けること。 (6)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 (7)注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) (1)誤って人に注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (牛及び豚に関する注意) (1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (専門的事項) 1.重要な基本的注意 (1)本剤は、第一次選択薬が無効の症例のみに限り使用すること。 (2)本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。 (3)本剤を使用する場合は、原因菌が有効菌種であることを確認した後に投与すること。 (4)本剤の使用に当たっては、病気の状態を良く観察して慎重に投与すること。 (5)静脈内投与において妊娠牛における安全性は確認されていないため、妊娠牛には投与しないこと。 2.相互作用 (1)類似化合物で、非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用により、まれに痙攣が発現するとの報告がある。 3.副作用 (1)本剤は、注射部位にまれに腫脹を起こすことがある。 (2)本剤は、頸部前方の筋肉内に投与した場合、一過性の歩様不全が観察されることがある。 (3)牛への静脈内注射により、一過性の軽度な興奮がみられることがあり、またショックを起こすおそれがあるため、注射速度はできるだけ遅くし、被投与動物の状態を十分に把握しながら慎重に投与すること。本剤の安全性試験において静脈内投与量の7. 5倍量〔0.75ml/kg/日(有効成分量として37.5mg/kg/日)〕を静脈内に投与した子牛において、一過性の軽度な興奮が観察されている。 4 その他の注意 (1)本剤は、ナリジクス酸高度耐性株に対して効力を示すが、フルオロキノロン高度耐は効力を示さない。 (2)本剤は、1 回の投与量が多い場合又は連続投与する場合は注射部位を変えること。 (3)静脈内に投与する際には、薬液が血管外へ漏れると、注射部位に炎症反応を起こすことがあるので、薬液が血管外へ漏出しないよう注意すること。 |
貯蔵方法 | 遮光した密封容器 |
備考 | ・承継(H13/7/30)大日本製薬株式会社→デンカ製薬株式会社 ・承継(H21/5/30)川崎三鷹製薬株式会社→大日本住友製薬株式会社 ・承継(H22/7/1)大日本住友製薬株式会社→DSファーマアニマルヘルス株式会社 ・社名変更(R4.4.1付):DSファーマアニマルヘルス株式会社→住友ファーマアニマルヘルス株式会社 ・社名変更(R5.6.1付):住友ファーマアニマルヘルス株式会社→物産アニマルヘルス株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |