クリンジャーム
2025/03/18
品名 | クリンジャーム |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1995/04/25 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2005/03/30 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 株式会社大阪製薬 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | |
規制区分 | 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩化ジデシルジメチルアンモニウム水溶液(50%) | 20g/100mL(塩化ジデシルメチルアンモニウムとして)20g |
包装単位 | 1~200Lのポリエチレン製容器を用いる。 |
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使用禁止期間 | 鶏(飲水添加により使用する場合):食用に供するためにと殺する前5日間 |
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休薬期間 | 本剤を牛、馬、豚、緬・山羊、鶏に直接噴霧する場合は、本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛、馬、豚、緬・山羊:5日間 鶏:3日間 |
効能効果 | Ⅰ畜産領域 畜・鶏舎の消毒、搾乳器具・孵卵器具の消毒、畜・鶏体の消毒、乳房・乳頭の消毒、種卵卵殻の消毒、伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 Ⅱ家畜診療領域 家畜診療・繁殖用器具器械の消毒、外傷部位の消毒、手術部位の消毒 |
用法用量 | Ⅰ 畜産領域 1 畜・鶏舎の消毒 : 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(本品の500~2000倍希釈液)を、床面又は壁に適量散布するか又は適宜噴霧するか又は同濃度の水溶液で洗浄もしくは清拭する。 2 搾乳器具・孵卵器具の消毒 : 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(本品の500~2000倍希釈液)を、適量散布するか又は同濃度の水溶液で洗浄若しくは清拭する。 3 畜・鶏体の消毒 : 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(本品の500~2000倍希釈液)を、畜・鶏体に直接噴霧する。畜体表面の真菌の消毒には、有効成分として0.05~0.1%となる温湯液(本品の100~200倍希釈液)を畜体に直接噴霧する。 休薬期間 牛 畜体5日 馬 畜体5日 豚 畜体5日 緬・山羊 畜体5日 鶏 畜体3日 4 乳房・乳頭の消毒 : 有効成分として0.005~0.01%となる水溶液(本品の1000~2000倍希釈液)で、洗浄又は清拭する。 5 種卵卵殻の消毒 : 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(本品の500~2000倍希釈液)を噴霧するか又は有効成分として0.02~0.04%となる水溶液(本品の250~500倍希釈液)で清拭する。 6 伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 有効成分として0.00125~0.00167%の水溶液(本品の6000~8000倍希釈液)となるよう鶏の飲水に希釈して用いる。 Ⅱ 家畜診療領域 1 家畜診療・繁殖用器具器械の消毒 有効成分として0.01~0.02%となる水溶液(本品の500~1000倍希釈液)で、30分間以上浸漬するか又は有効成分として0.02~0.1%となる水溶液(本品の100~500倍希釈液)で、清拭する。 2 外傷部位の消毒 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(本品の400~2000倍希釈液)で、適宜湿布、清拭又は洗浄する。 3 手術部位の消毒 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(本品の400~2000倍希釈液)で適宜湿布、清拭又は洗浄する。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は効能・効果において定められた目的のみ使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤を鶏に経口投与する場合は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (4)本剤を対象動物に直接噴霧して使用する場合は、本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛 : 5日間 馬 : 5日間 豚 : 5日間 緬・山羊 : 5日間 鶏 : 3日間 (5)本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 【使用者に対する注意】 (1)原液及び濃厚液が、皮膚、眼、飲食物、飼料、被服、幼小児のおもちゃ等に直接かからないように注意すること。万一、皮膚や眼に付着した場合には、水でよく洗うこと。 (2)原液及び希釈液を誤飲しないように注意すること。 (3)散布又は噴霧中には、マスク等して本品を吸い込まないように注意すること。 (4)アレルギー体質者等で、発赤、掻痒感等の過敏症状が現われた場合には、直ちに使用を中止すること。 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること。 (2)本品は伝染病発生時の飲水消毒以外、経口投与しないこと。 2.副作用 3.相互作用 (1)有機物等(糞、尿等の汚物、血液、血清、牛乳等)は、本品の消毒効果を減弱させるので、水で十分に清拭又は洗浄して有機物質等を除去してから使用すること。 【適用上の注意】 (1)手術部位の消毒に使用し、包帯をする場合は、通気性を十分考慮すること。 (2)希釈液は、使用の都度調製すること。 (3)希釈液を調製する場合は、次のことに注意すること。 ア 原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。 イ 鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。 ウ 調製に使用する容器は、予め十分に水洗しておくこと。 (4)他の殺虫剤や消毒剤と混用しないこと。 (5)搾乳器具は、消毒後、水で十分に洗浄し、牛乳中に薬剤が混入しないようにすること。 (6)大量の薬液が、活性汚泥法による汚水処理施設等に流入しないように注意すること。 (7)薬液が魚類の生息する河川等に直接流入しないように注意すること。 【保管上の注意】 (1)幼小児の手の届かない暗所に保管すること。 |
貯蔵方法 | 気密容器に保存すること。 |
備考 | ・承継(H17/3/30)株式会社大阪製薬→大薬株式会社 ・社名変更(H17/3/30)大薬株式会社→株式会社大阪製薬 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |