乾燥犬プラズマ
2025/03/18
品名 | 乾燥犬プラズマ |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1961/07/05 2:1962/06/12 3:1987/10/31 4:1994/10/24 5:1995/05/18 6:2003/04/02 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | 3年間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 犬プラズマ | 4.6mL/乾燥犬プラズマ 1バイアル(5mL分)中 |
包装単位 | 乾燥犬プラズマ:10mL容量バイアルに5mL。20mL容量バイアルに10mL。50mL容量バイアルに25mL。溶解用液:10mL容量バイアルに10mL。20mL容量バイアルに20mL。50mL容量バイアルに50mL。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 犬に対する血漿蛋白の補給 適応症は、衰弱、低蛋白血症、出血、貧血、ショック等 |
用法用量 | 小分製品に添付の溶解用液を加えて溶解し、輸血用カニューレ又は注射器で犬の静脈内に注入する。注入速度は10mL/分を越えてはならない。 用量は通常10mL/kgであるが、症状により多少増減してもよい。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (2)本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。 (3)本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。 【使用者に対する注意】 誤って人に本剤を注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること(必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。)。 本剤に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。 日生研株式会社 製品係 〒198-0024 東京都青梅市新町9丁目2221番地の1 TEL 0428-33-1009、FAX 0428-31-6696 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤の注射前には対象犬の健康状態について検査し、次のいずれかに該当すると認められる場合には注射しないこと。 ・他の薬剤によるアナフィラキシー反応を起こしたもの。 ・デキストラン、ゼラチン製剤等の血漿増量剤の投与を受けたのち96時間以内のもの。 (2)対象犬が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射適否の判断を慎重に行うこと。本剤を注入しようとするときは1分間に5mL以内の注入速度で注意深く観察しながら注入し、もし、異常が認められた場合は直ちに注入を中止し、適切な処置を行うこと。 ・アレルギー体質のもの。 ・過去に他の薬剤投与で異常が認められたことが明らかなもの。 ・1年以内にてんかん様発作を起こしたことが明らかなもの。 ・以前に本剤の投与を受け、異常を示したことが明らかなもの。 ・以前に全血輸血を受けたことが明らかなもの。 ・食後間もないもの。 (3)本剤の注射後、少なくとも2日間は安静につとめ、移動や激しい運動は避けるように指導すること。 2.副反応 (1)本剤注入開始後5~10分頃から鼻端毛根部の膨隆、軽度の震え、不安感又は軽度の脱力感などが認められる場合があるが、これらの反応は通常約30分以内に消退する。 (2)副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けるように指導するとともに、副反応に対して適切な処置を行うこと。 3.相互作用 本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 4.適用上の注意 (1)注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、常温まで冷えたものを使用すること。 (2)乾燥犬プラズマを溶解する際は、乾燥犬プラズマ及び溶解用液のゴム栓は70%アルコールで消毒し、滅菌済みの注射器具等で溶解用液を乾燥犬プラズマ瓶に注入し、よく振盪して均一に溶解すること。 (3)溶解した犬プラズマは、滅菌済みの注射針をゴム栓から刺し込んで注射器内に吸引するか、又は輸血用カニューレの針をゴム栓に刺し込むかのいずれかの方法で使用すること。ゴム栓を取り外しての使用は、雑菌混入のおそれがあるので避けること。 (4)注射部位は、70%アルコールで十分消毒し、アルコールがある程度乾いてから注射針(翼状針等)を静脈内に確実に刺し込むこと。 (5)溶解した犬プラズマを静脈内に注入する際は、空気が入らないように注意すること。 (6)溶解した犬プラズマを静脈内に注入する際は、その液温が体温程度に保持されるようにすること。 (7)注射器具等は1頭ごとに取り替えること。 【取扱い上の注意】 (1)乾燥犬プラズマ瓶内は真空になっており、破裂するおそれがあるので強い衝撃を与えないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (4)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、注意すること。 (5)溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りの犬プラズマは使用しないこと。 (6)使い残りの犬プラズマ及び使用済みの瓶は、適切に処分すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かない所に保管すること。 (2)直射日光又は加温は、本剤の品質に影響を与えるので避けること。 (3)溶解用液は凍結すると容器が破損する場合があるので避けること。 |
貯蔵方法 | 2~5℃ |
備考 | ・検定基準名:乾燥犬プラズマ |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |