セデラック2%注射液
2025/03/18
品名 | セデラック2%注射液 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1995/07/18 2:2004/04/07 3:2006/10/02 4:2011/07/06 5:2012/12/04 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日本全薬工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | キシラジン | 20mg/1mL中 |
包装単位 | 容量規格:25mLのかっ色バイアル瓶(ガラス容器) |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前2日間又は食用に供するために搾乳する前48時間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 牛:各種検査時・処置時・外科手術時の鎮静・鎮痛・筋弛緩。麻酔時の前処置。 犬、猫:各種検査時・処置時・外科手術時の鎮静・鎮痛・筋弛緩、麻酔時の前処置及び麻酔薬との併用。 |
用法用量 | 牛:1回量体重100kg当り0.25~1.5mL(キシラジンとして0.05~0.3mg/kg)を筋肉内に注射する。追加投与する際でもキシラジンとしての総量0.3mg/kgを超えない様にし、注射部位を変えること。標準投与量はおおむね次の通りである。 __________________________________________ 投与量 投与 ______________ レベル 本剤として キシラジンとして 使用目的 動物の状態 (mL/100kg) (mg/kg) __________________________________________ Ⅰ 0.25 0.05 検査,小処置,麻酔時 立位 の前処置等 __________________________________________ Ⅱ 0.5 0.1 創口縫合,抜糸等 立位 の小手術 __________________________________________ Ⅲ 1.0 0.2 除角,去勢,抜歯等 臥位 の手術 __________________________________________ Ⅳ 1.5 0.3 激痛を伴う処置,長時間 臥位 の手術等 __________________________________________ 犬、猫:通常1回量体重1kg当り0.05~0.15mL(キシラジンとして1.0~3.0mg/kg)を筋肉内又は皮下に注射する。追加投与する際でもキシラジンとしての総量3.0mg/kgを超えない様にし、注射部位を変えること。全身麻酔の前処置や全身麻酔薬と併用する場合、全身麻酔薬の量は規定の1/2~1/3に減量すること。 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・注射器具は滅菌されたものを使用すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・使用した後、あるいは使用者の皮膚に付着したときは、石けん等でよく洗うこと。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 (対象動物の使用制限等) ・本剤は流産のおそれがあるので、妊娠末期の動物には投与しないこと。 ・犬及び猫において、本剤投与により嘔吐することがあるので(約30%)、食道の障害を有するもの、胃捻転、ヘルニア等には使用しないこと。 (重要な基本的注意) ・本剤の効果発現時に音などの外部刺激を与えると十分な効果が現れない場合があるので、効果発現まで安静にしておくこと。 ・本剤の効果持続中は直射日光下や冷所に長時間係留しないこと。また、効果が完全に消失するまで十分観察下に置くこと。 ・老齢、病畜等の動物では一般に作用が強く発現するので投与量は減量すること。 ・犬及び猫において、本剤投与により嘔吐することがあるので(約30%)、投与前には極力絶食させること。 ・牛において、本剤投与により横臥すると、鼓張を起こすことがあるので胸臥位に保つ様にすること。 (副作用) ・本剤には利尿作用があるので、投与後の体内塩類平衡に留意すること。 ・牛において、本剤投与により呼吸数の減少、流涎、第一胃運動の微弱又は停止、怒声、一過性の血糖上昇を認める場合がある。 ・牛において、本剤の効果消失12~16時間後に、時として軟便になることがある。 ・本剤投与により特に猫で著しい体温の下降をきたす場合があるので、効果持続中及び効果消失後の保温に注意すること。 ・本剤投与により徐脈、不整脈が認められるので、硫酸アトロピン等の前投与又は同時投与を行うことが望ましい。 (その他の注意) ・本剤の有効成分であるキシラジンは、実験動物(ラット)への大量経口投与試験(150mg/kg)において、発がん性を有する代謝産物を産生することを示唆する報告がある。 ・本剤の有効成分であるキシラジンは変異原性を示唆する報告がある。 |
貯蔵方法 | |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |