動物用懸濁水性プロカインペニシリンG注射液「リケン」
2025/03/18
品名 | 動物用懸濁水性プロカインペニシリンG注射液「リケン」 |
---|---|
一般的名称 |
承認年月日 | 1:1964/05/12 2:1979/12/10 3:1983/04/15 4:1995/09/01 5:2012/09/14 |
---|---|
承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2016/10/01 2:2024/04/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | リケンベッツファーマ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 18カ月間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | ベンジルペニシリンプロカイン | 30,000,000I.U./100mL | ペニシリン系 | ペニシリン系 | ベンジルペニシリンプロカイン |
包装単位 | 20mL×10本/箱,100mL×5本/箱、100mL×10本/箱、ガラス容器入り |
---|
使用禁止期間 | 本剤の投与後,下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:14日、牛乳:96時間、馬:14日、豚:14日 |
---|---|
休薬期間 | |
効能効果 | ○有効菌種 本剤感性ブドウ球菌、連鎖球菌、コリネバクテリウム、豚丹毒、ヘモフィルス、パスツレラ ○適応症 牛:肺炎、気腫疽、放線菌症、乳房炎、術後感染症の予防 馬:腺疫、精嚢炎、骨膜骨髄炎 豚:肺炎、豚丹毒、創傷感染 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たりベンジルペニシリンプロカインとして下記の量を筋肉内に注射する。 牛 : 4,000~5,000I.U.、ただし乳房炎の治療には10,000~15,000I.U.、術後感染症の予防に は1頭当たり100,000~200,000I.U.を術部に注射する。 馬 : 4,000~5,000I.U. 豚 : 4,000~5,000I.U.、ただし豚丹毒の治療には50,000I.U. |
使用上の注意 | 【一般的注意】 1.本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方せん・指示により使用すること。 2.本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 3.本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 4.本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。 5.本剤は、「使用基準」の定めることろにより使用すること。 【使用者に対する注意】 1.本剤を誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 2.本剤が皮膚等に付着した場合は、十分に流水にて洗い落とすこと。 【対象動物に対する注意】 〔制限事項〕 1.過去に本剤に対して異常反応の経歴のあるもの、あるいはその恐れがある動物には投与を避けること。 〔副作用〕 1.副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 2.アレルギー性疾患を有するもの、特異体質及びペニシリン常用のものでは、まれに過敏症反応としてアレルギー症状を発現することがあるので、注射後しばらくは注意して観察を行い、異常が現れた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。 〔適用上の注意〕 1.注射器具は滅菌されたものを使用すること 2.本剤の有効成分であるペニシリンは過敏反応をまれに起こすことがあるので、投与前に使用経歴や反応の有無を調べ陽性動物には投与を避けること。 3.本剤は静脈内注射を避けること。 注意-獣医師の処方せん・指示により使用すること。 注意-「使用基準」の定めるところにより使用すること。 ─────────────────────────────────────── 注意:本剤は薬事法第83条の4の規定に基づき上記の用法及び用量を含めて使用者が遵守 すべき基準が定められた医薬品ですので、使用対象動物(牛、馬、豚)について上記の 用法及び用量並びに次の使用禁止期間を遵守して下さい。 牛:食用に供するためにと殺する前 14日間 又は食用に供するために搾乳する前 96時間 馬:食用に供するためにと殺する前 14日間 豚:食用に供するためにと殺する前 14日間 ─────────────────────────────────────── 【取扱い上の注意】 1.本剤は使用期限内に使用すること。 2.開封後は早めに使いきること。 3.外観及び内容に異常を認めた場合は使用しないこと。 4.使用前によく振り混ぜて均一な懸濁状態にしてから使用すること。 5.容器の保護蓋をとり外し、ゴム栓の露出部をアルコール消毒すること。 6.使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 7.本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 8.使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業者及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 【保管上の注意】 1.小児の手の届かないところに保管すること。 2.本剤は、直射日光、加温及び凍結を避けて涼しいところに保管すること。 3.本品の上に重いものを置かないこと。 【その他の注意】 馬にプロカインによる中枢神経系の副作用が起きる場合があるとの報告がある。 |
貯蔵方法 | |
備考 | ・承継(H28/10/1)理研畜産化薬株式会社→リケンベッツファーマ株式会社 (動物用懸濁水性プロカインペニシリンG注射液「理研」→動物用懸濁水性プロカインペニシリンG注射液「リケン」) ・承継(R6.4.1付):リケンベッツファーマ株式会社→田村製薬株式会社 ・社名変更(R6.4.1付):田村製薬株式会社→リケンベッツファーマ株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
---|---|
反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |