サンマコー水和剤75%
2025/07/03
品名 | サンマコー水和剤75% |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1986/09/29 2:1995/06/23 3:1996/08/30 4:2004/12/17 5:2021/05/26 6:2025/06/26 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2007/02/01 2:2007/03/30 3:2010/11/12 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | リケンベッツファーマ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 防虫剤・殺虫剤 |
規制区分 | 劇薬, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | カルバリル | 75g/本品100g中 |
包装単位 | 500g、1kg、2kg、5kg |
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使用禁止期間 | 牛(搾乳牛を除く):食用に供するためにと殺する前7日間 鶏:食用に供するためにと殺する前7日間又は食用に供する卵の産卵前1日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | (1)家畜・家禽の外部寄生虫の駆除 牛(搾乳牛を除く。):マダニ、サシバエ、ノサシバエ、シラミ、ノイエバエ 鶏:ワクモ、トリサシダニ、ハジラミ (2)牛・鶏舎内及びその周辺の衛生害虫(カの成虫及びワクモ)の駆除 (3)牧野のマダニの駆除 |
用法用量 | (1)1日1回を限度とし、外部寄生虫の寄生の甚だしい家畜・家禽に対し、カルバリルとして0.5%となる水希釈液を直接噴霧する。 (2)牛・鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の発生又は生息する場所に目的に応じて水で希釈して使用する。 カの成虫:カルバリルとして2.5%となる水希釈液を、1㎡につき80mL牛・鶏舎壁面に残留噴霧する。 ワクモ:カルバリルとして0.1~0.5%となる水希釈液を、1㎡につき50mL ワクモの生息場所に散布する。 (3)牧野10aにつきカルバリルとして1~3%となる水希釈液を2~6L均一に散布する。 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・使用前に必ず表示事項をよく読み、十分に理解した上で使用すること。 ・本剤は牛、鶏以外の動物(特に豚)及び豚舎内には使用しないこと。 ・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・なるべく身体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにするとともに、できるだけ吸い込まないように注意すること。特に天井部等上部に向けて残留噴霧するときには、帽子、メガネ、マスク、手袋を着用すること。なお、残留噴霧後は十分換気すること。 ・使用後は必ず手や指などを石けんと水でよく洗うこと。また、使用中薬剤が皮膚に付いたときは、直ちに石けんと水でよく洗うこと。万一、薬剤が口、眼などに入ったときは、直ちに水でよく洗い流すこと。 (牛及び鶏に関する注意) ・牧野に散布する場合は該当地区から家畜を追出し、薬剤が畜体にかからぬようにし、薬剤散布後最低1週間家畜を放牧しないこと。 ・家畜・家禽の飼料、飼料箱、飲水、飲水器、搾乳機械、卵等をあらかじめ他へ移すかあるいは収納するなどの措置を施し、薬剤がかからないようにすること。採卵後又は給餌前に散布すること。 ・牛・鶏舎内の衛生害虫の駆除に用いる時は薬剤が牛・鶏体に直接かからないようにすること。 ・種鶏及び種鶏舎内への本剤の使用は避けること。 ・コリンエステラーゼ阻害作用があるので一週間以内に反復使用しないこと。 ・幼若及び病中、回復期の動物並びに産前・産後の動物に対する本剤の使用を避けること。 ・本剤は出産前後2週間以内の牛及び搾乳牛(食用に供するために出荷する乳を泌乳している牛をいう。)には使用しないこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤は劇薬であるので、取扱いには十分注意し、他の医薬品、食品、食器、飼料等と区別し、小児等の手の届かない乾燥した冷暗所に保管すること。 ・使用後、残った薬剤は必ず保管場所に戻し、容器は封をしておくこと。 ・希釈した液は不安定なので、その都度必要量を調製し、直射日光の下に放置しないこと。 ・使用に際しては、必要量だけを分取して調製し、その都度使い切ること。 ・本剤と他の薬剤をむやみに混合したり、加熱したりしないこと。 ・希釈に当たっては、初め少量の水でよく練ってから残量の水を加えて溶液とすること。 ・溶液の調製に当たっては、水がはね返らないようにして均一に撹拌するとともに、直接手指でかき混ぜるようなことはしないこと。また、アルカリ性の下では分解しやすいので、石けん液等の混入を防ぐこと。 ・小分けしたり、水で希釈するときの容器は専用のものとし、食品用の容器等、誤用のおそれのあるものを使用しないこと。 ・希釈や散布に用いた器材は、石けん水でよく洗い、特に噴霧器はよく手入れをしておくこと。 ・使用済みの容器等は石けん水と水でよくすすぎ、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・散布中は、たびたび液をかき混ぜる又は振とうさせ、均質な懸濁性を保つこと。 ・散布に当たっては、かけむらのないよう散布すること。但し、環境を汚染しないよう乱用を避けること。特に散布液が直接、河川、湖沼、海域又は養殖池に流入するおそれのある場所では使用しないこと。 ・蜜蜂、蚕(桑)、魚等に被害を及ぼすおそれのあるところでは使用しないこと。なお、広範囲に散布する場合には市町村、農協等関係機関と連絡をとり、事故の発生防止に努めること。 ・購入した薬剤は速やかに使うこと。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・万一、身体に異常を来たした場合や誤って薬剤を飲み込んだ場合には、直ちにカーバメイト系の殺虫剤を使用した旨を医師に申し出て診察を受けること。 ・アレルギー体質等で刺激を感じた場合には直ちに使用を中止すること。 ・薬剤の調製、散布中は喫煙、飲食をしないこと。使用中または使用後にトイレに行くときは、手や顔をよく洗ってから行くこと。 ・本剤の有効成分であるカルバリルは人の精子濃度、形態、染色体等に影響を与える可能性があるとの報告がある。 (牛及び鶏に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・本剤の使用により産卵率が低下することがある。 (取扱い上の注意) ・金属面にはサビを生じるおそれがあるので注意すること。 ・漏洩した場合には次のように処置すること。 ①薬剤が漏洩した場合は、吸収性の媒体、例えば砂、軽石、ボロ布、オガクズ等に吸着させ、広がりを阻止して回収すること。 ②漏洩した薬剤が井戸、池、河川などの水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出ること。 ・本剤は燃焼しないが、火災の際有害なガスが発生するおそれがあるので、火災事故の場合には人を避難させるなど配慮すること。 |
貯蔵方法 | 遮光した密閉容器 |
備考 | ・承継(H15/4/1)三共株式会社→宇都宮化成工業株式会社 ・承継(H17/4/1)宇都宮化成工業株式会社→三共ライフテック株式会社 ・承継(H19/2/1)三共ライフテック株式会社→ライフテック・アニマルヘルス株式会社 ・承継(H19/3/30)ライフテック・アニマルヘルス株式会社→ノバルティスアニマルヘルス株式会社 ・承継:(H22/11/12付け)ノバルティスアニマルヘルス株式会社→田村製薬株式会社(のちに「リケンベッツファーマ株式会社」に名称変更) |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |