フルモキサール散50%

2025/03/18

品名 フルモキサール散50%
一般的名称
承認年月日 1:1985/02/05 2:1996/12/04 3:2002/03/22 4:2013/04/12 5:2020/12/24
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2013/12/01 2:2014/04/01 3:2017/09/01
届出年月日
再審査結果通知日 1:1992/02/04
製造販売業者 MSDアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 内寄生虫駆除剤
規制区分 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 フルベンダゾール 50g/本品100g中
包装単位 ポリエチレン袋又は貼合せアルミニウム箔袋
100g、500g、1kg、5kg、10kg、20kg:分包品も製する。
使用禁止期間    馬 : 食用に供するためにと殺する前 3日間

   牛 : 食用に供するためにと殺する前10日間

   豚 : 食用に供するためにと殺する前14日間
休薬期間
効能効果 適応症
馬:大円虫、小円虫、馬回虫の駆除 

牛:オステルターグ胃虫、牛肺虫の駆除 

豚:豚回虫、豚鞭虫、豚腸結節虫、ランソン糞線虫、豚肺虫の駆除
用法用量 (経口投与)

1日1回体重1kg当たり、フルベンダゾールとして下記の量を強制的に経口投与するか、又は飲水に懸濁し、若しくは飼料に均一に混じて経口投与する。

馬:大円虫、小円虫、馬回虫       10mg   2~3日間連日

牛:オステルターグ胃虫       10~20mg     5日間連日 
  牛肺虫                   20mg

豚:豚回虫、豚鞭虫、豚腸結節虫、ランソン糞線虫
                       5~10mg

(飼料添加)

 飼料1t当たり、フルベンダゾールとして下記の量を均一に混じて3~5日間経口投与する。

 豚 : 豚回虫、豚鞭虫、豚腸結節虫、ランソン糞線虫、豚肺虫の駆除 25~30g
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は、獣医師の指導の下で使用すること。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・フルモキサール散50%は飛散しやすいので、少量の飼料に軽くかき混ぜて投与するとよい。

・フルモキサール散50%を飲水に懸濁して与える場合は、所要量の薬剤を100~200mLの微温湯に加えて懸濁後、強制的に経口投与する。

・変色が認められた場合には使用しないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が目や皮膚に付着した場合や作業後には水で洗い流すこと。

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう注意すること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H9/6/10)アストラジャパン株式会社→セラケム株式会社

・承継(H25/12/1)セラケム株式会社→住化エンビロサイエンス株式会社

・承継(H26/4/1)住化エンビロサイエンス株式会社→住化ライフテク株式会社

・承継(H29/9/1)住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社→株式会社インターベット

・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰