クリアキル-100
2025/03/18
品名 | クリアキル-100 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1988/10/24 2:1990/10/03 3:1992/01/14 4:1993/04/08 5:1997/01/16 6:2001/10/03 7:2004/05/25 8:2020/02/05 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2021/11/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:1991/12/24 |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩化ジデシルジメチルアンモニウム(80W/W%液) | 12.5g(塩化ジデシルジメチルアンモニウムとして10.0g)/100g |
包装単位 | 1L、18L、50L、180L |
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使用禁止期間 | 鶏(飲水添加):食用に供するためにと殺する前5日間 |
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休薬期間 | 本剤を畜・鶏体の直接噴霧に使用した場合は、本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:5日間 馬:5日間 豚:5日間 緬・山羊:5日間 鶏:3日間 |
効能効果 | Ⅰ 畜産領域 1.畜・鶏舎の消毒 2.搾乳器具・ふ卵器具の消毒 3.畜・鶏体の消毒 4.乳房・乳頭の消毒 5.種卵卵殻の消毒 6.伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 7.発泡ノズルを用いた畜・鶏舎の発泡消毒 Ⅱ家畜診療領域 1.家畜診療・繁殖用器具器械の消毒 2.外傷部位の消毒 3.手術部位の消毒 |
用法用量 | Ⅰ 畜産領域 1.畜・鶏舎 有効成分として0.005~0.02%となるよう水又は温湯で希釈した液(500~2000倍希釈液)、若しくは希釈した液に水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.05~0.1%濃度となるよう添加・溶解した液を床面又は壁に適量散布するか又は適宜噴霧するか又はそれらの液で洗浄若しくは清拭する。 2.効果が認められるウイルス類を対象とした畜・鶏舎の消毒 有効成分として0.005~0.02%となるよう水又は温湯で希釈した液(500~2000倍希釈液)に水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを0.05~0.1%濃度となるよう添加・溶解した液を床面又は壁に適量散布するか又は適宜噴霧するか又はそれらの液で洗浄若しくは清拭する。 3.搾乳器具・ふ卵器具 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(500~2000倍希釈液)を適量散布するか又は同濃度の水溶液で洗浄若しくは清拭する。 4.畜・鶏体 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(500~2000倍希釈液)を畜・鶏体に直接噴霧する。畜体表面の真菌の消毒には有効成分として0.05~0.1%となる温湯液(100~200倍希釈液)を畜体に直接噴霧する。 5.乳房・乳頭 有効成分として0.005~0.01%となる水溶液(1,000~2000倍希釈液)で清拭又は洗浄する。 6.種卵卵殻 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(500~2000倍希釈液)を噴霧するか又は有効成分として0.02~0.04%となる水溶液(250~500倍希釈液)で清拭する。 7.伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 有効成分として0.00125~0.00167%(6000~8000倍希釈液)となるように鶏の飲水に希釈して用いる。 8.発泡ノズルを用いた畜・鶏舎の発泡消毒 有効成分として0.1~0.2%(50~100倍希釈液)となる水溶液を、発泡ノズルを用いて均一に散布する。 Ⅱ 家畜診療領域 1.器具・器械 有効成分として0.01~0.02%となる水溶液(500~1000倍希釈液)で30分間以上浸漬するか又は有効成分として0.02~0.1%(100~500倍希釈液)となる水溶液で清拭する。 2.外傷部位 有効成分として0.005~0.025%(400~2000倍希釈液)で水溶液で適宜湿布、清拭又は洗浄する。 3.手術部位 有効成分として0.005~0.025%(400~2000倍希釈液)で水溶液で適宜清拭又は洗浄する。 〈休薬期間〉 本剤を畜・鶏体の直接噴霧に使用する場合は、本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛、馬、豚、緬・山羊:5日間 鶏:3日間 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤を畜・鶏体に直接噴霧する場合は、本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛、馬、豚、緬・山羊:5日間 鶏:3日間 ・本剤を鶏の飲水の消毒に使用する場合は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・散布又は噴霧中には、マスク、メガネ、ゴム手袋等の保護具を使用して、薬液を吸い込んだり、直接触れないように注意すること。 ・原液及び希釈液が皮膚、眼、飲食物、飼料、被服、小児の玩具等に直接かからないように注意すること。特に発泡消毒で用いる希釈液は、他の用法で用いる希釈液より濃度が高いので、十分注意すること。 ・水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを添加・溶解するときは、ゴム手袋をはめて、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムに直接手が触れないようにすること。万一、眼に入った場合は、直ちに多量の水で洗ったのち医師の処置を受けること。 (対象動物に関する注意) ・本剤は伝染病発生時の飲水消毒以外、経口投与しないこと。 ・搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること。 ・手術部位等の消毒箇所を密封包帯するとかぶれることがあるので、通気性を十分考慮すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・発泡消毒を行う場合、被消毒面が均一に泡で覆われるよう散布し、泡の保持時間が床等の水平面で30分程度、壁等垂直面で1~2分程度以上となるように被消毒面に付着させること。 ・期限を過ぎたものは使用しないこと。 ・有機物質等(糞、尿等の汚物、血液、血清、牛乳等)は、本剤の消毒効果を減弱させるので、水で十分に清拭又は洗浄して有機物質等を除去してから使用すること。 ・希釈液は使用の都度調製すること。又、希釈液に水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを添加・溶解する場合は、時間の経過とともに大気中の炭酸ガスを吸収してアルカリ性が弱まるので、速やかに使いきること。 ・希釈液を調製する場合には、次のことに注意すること。 ① 原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。 ② 鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。 ③ 調製に使用する容器は、予め十分に水洗しておくこと。 ・他の殺虫剤や消毒剤と混用しないこと。 ・搾乳器具は、消毒後、水で十分に洗浄し、牛乳中に薬剤が混入しないようにすること。 ・大量の薬液が、活性汚泥法による汚水処理施設等に流入しないように注意すること。 ・薬液が魚類の生息する河川等に直接流入しないよう注意すること。 ・小児の手の届かない所に保管すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。 ・開封後は密栓して保管すること。 ・使い残しや容器は危険のない所で安全に処理すること。 ・使用済みの容器等は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・原液及び希釈液を誤飲しないように注意すること。万一、誤飲した場合は大量の牛乳もしくは水を飲ませ、この薬を飲んだと現物を示すか、ラベルの表示を写しとって示し、速やかに医師の処置を受けること。 ・皮膚に付着した場合には、水でよく洗うこと。万一、眼に入った場合は多量の水で洗ったのち、速やかに医師の処置を受けること。 ・アレルギー体質者等で、発赤、掻痒感等の過敏症状が現れた場合には、直ちに使用を中止すること。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 | ・承継(R3.11.1付):田村製薬株式会社→共立製薬株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |