日生研ILT生ワクチン
2025/03/18
品名 | 日生研ILT生ワクチン |
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一般的名称 | 鶏伝染性喉頭気管炎生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1981/04/16 2:1981/09/30 3:1983/02/21 4:1988/05/12 5:1989/10/18 6:1994/09/21 7:1997/01/31 8:2003/04/02 9:2004/05/17 10:2011/09/15 11:2012/05/15 12:2019/03/26 13:2020/12/23 14:2021/01/22 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後2年3カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 発育鶏卵培養弱毒鶏伝染性喉頭気管炎ウイルスC7株(シード) | 10(6.7)TCID50以上/ワクチン 1バイアル(500羽分)中 |
包装単位 | 小分け製品 10mL容量のガラスバイアルに500羽分ずつ分注し、凍結乾燥後、密栓。 溶解用液 20mL容量のガラスバイアルに500羽分ずつ小分けし、密栓後、滅菌。 小分け製品、溶解用液及び点眼点鼻容器(23動薬第1043号)を組み合わせ、紙製組箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 鶏伝染性喉頭気管炎の予防 |
用法用量 | ワクチンを添付の溶解用液に溶解したのち、付属の日生研点眼点鼻容器(23動薬第1043号)を用いて、その1滴(0.03mL)を点眼又は点鼻接種する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) ①守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 [使用者に対する注意] (1)作業時には防護メガネ、マスク等を着用し、眼、鼻、口等に入らないように注意すること。 (2)作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。 [鶏に関する注意] (1)本剤の接種前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は接種しないこと。 (2)鶏が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、接種の適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気消失、食欲不振、発熱、下痢、呼吸器症状など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 (3)本剤接種前後24時間は、消毒剤や他の薬剤の使用を控えること。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)小児の手の届かないところに保管すること。 (5)直射日光又は凍結は、品質に影響を与えるので避けること。 (6)溶解用液は凍結すると破損する場合があるので避けること。 (7)使用時よく振り混ぜて均一とすること。 (8)使い残りのワクチン及び使用済みの容器・点眼点鼻用器具は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 ②使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] (1)誤ってワクチンが眼、鼻、口等に入った場合は直ちに水で洗浄すること。必要があれば本使用説明書を持参し、医師の診察を受けること。 本ワクチン成分の特徴 _______________________________________ 抗 原 アジュバント _____________ ______________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 _______________________________________ 鶏伝染性喉頭 否 生 無 気管炎ウイルス _______________________________________ 本ワクチン株は、人に対する病原性はない。 (2)乾燥ワクチン瓶内は、真空になっており破裂するおそれがあるので強い衝撃を与えないこと。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 [鶏に関する注意] (1)ワクチン接種後は、飼育管理に十分に注意し、鶏に与えるストレスの軽減に努めること。 (2)ワクチン接種後に呼吸器症状が見られる場合がある。 [取扱いに関する注意] (1)溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (2)本剤とニューカッスル病生ワクチン又は鶏伝染性気管支炎生ワクチン(混合製剤を含む)を同時に接種すると、ウイルス間の干渉作用により、ワクチンの効果が抑制されることがあるので、1週間以上の間隔をあけること。 (3)移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので、接種時期を考慮すること。 (4)ワクチン調製時には、清潔な用具を使用し、雑菌などを混入させないこと。 (5)点眼(点鼻)に用いる器具は、規定のものを使用すること。 (6)ワクチンを接種する際には、鶏を保定する手指を消毒し、鶏の目に触れないこと。点眼点鼻用器具の先端部が、鶏の眼瞼に接触すると、菌のニ次感染の原因になるので注意すること。 (7)点眼(点鼻)時には、1羽当たり1滴ずつ確実に点眼(点鼻)し、ワクチン液が眼(鼻)に吸収されるのを確認してから鶏を放すこと。 [その他の注意] 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | 日本、ニュージーランド |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |