パンパックス200
2025/03/18
品名 | パンパックス200 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1994/11/07 2:1997/04/10 3:2004/10/27 4:2006/02/28 5:2011/12/01 6:2022/03/25 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | フジタ製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩化ジデシルジメチルアンモニウム80%エタノール液 | 25.0g(塩化ジデシルジメチルアンモニウムとして20.0g)/本剤100mL中 |
包装単位 | ポリエチレン製容器:1L、5L、18L ポリエチレン製容器(外装:紙製箱):18L 鉄製ドラム缶(エポキシ樹脂内面コート):180L ポリエチレン製ドラム缶:180L |
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使用禁止期間 | 鶏(飲水添加により使用する場合):食用に供するためにと殺する前5日間 |
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休薬期間 | 本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:5日間 豚:5日間 鶏:3日間 馬:5日間 緬・山羊:5日間 |
効能効果 | Ⅰ 畜産領域 (1)畜・鶏舎の消毒 (2)搾乳器具・ふ卵器具の消毒 (3)畜・鶏体の消毒 (4)乳房・乳頭の消毒 (5)種卵卵殻の消毒 (6)伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 Ⅱ 家畜診療領域 (1)家畜診療・繁殖用器具器械の消毒 (2)外傷部位の消毒 (3)手術部位の消毒 |
用法用量 | Ⅰ.畜産領域 (1)畜・鶏舎 有効成分として0.005~0.02%となるよう水又は温湯で希釈した液(1000~4000倍希釈液) を床面又は壁に適量散布するか又は適宜噴霧するか又はそれらの液で洗浄若しくは 清拭する。 (2)搾乳器具・ふ卵器具 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1000~4000倍希釈液)を適量散布するか又は同濃度の水溶液で洗浄若しくは清拭する。 (3)畜・鶏体 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1000~4000倍希釈液)を畜・鶏体に直接噴霧する。 畜体表面の真菌の消毒には有効成分として0.05~0.1%となる温湯液(200~400倍希釈液)を畜体に直接噴霧する。 (4)乳房・乳頭 有効成分として0.005~0.01%となる水溶液(2000~4000倍希釈液)で清拭又は洗浄する。 (5)種卵卵殻 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1000~4000倍希釈液)を噴霧するか又は有効成分として0.02~0.04%となる水溶液(500~1000倍希釈液)で清拭する。 (6)伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 有効成分として0.00125~0.00167%となるように鶏の飲水に希釈して用いる(12000~16000倍希釈液)。 Ⅱ.家畜診療領域 (1)器具・器械 有効成分として0.01~0.02%となる水溶液(1000~2000倍希釈液)で30分間以上浸漬するか 又は有効成分として0.02~0.1%となる水溶液(200~1000倍希釈液)で清拭する。 (2)外傷部位 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(800~4000倍希釈液)で適宜湿布、清拭又は洗浄する。 (3)手術部位 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(800~4000倍希釈液)で適宜清拭又は洗浄する。 休薬期間 本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:5日間 豚:5日間 鶏:3日間 馬:5日間 緬・山羊:5日間 |
使用上の注意 | 【基本的事項】 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛 : 5日間 豚 : 5日間 鶏 : 3日間 馬 : 5日間 緬・山羊 : 5日間 ・本剤を飲水添加により使用する場合は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・散布又は噴霧中には、マスク、メガネ、ゴム手袋等の保護具を使用して、本剤を吸い込んだり、直接触れないように注意すること。 ・使用した後又は皮膚に付着したときは石けん等でよく洗うこと。 (対象動物に関する注意) ・本剤は、伝染病発生時の飲水消毒以外経口投与しないこと。 ・搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること。 ・手術部位等の消毒に使用し、包帯をする場合は通気性を十分に考慮すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。 ・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた医薬品は使用しないこと。 ・石けんその他のアニオン界面活性剤との併用は避けること。(沈でんを生じ、消毒効果が低下することがある。) ・希釈液は、使用の都度調製すること。 ・希釈液を調製する場合には、次のことに注意すること。 ア)原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。 イ)鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。 ウ)調製に使用する容器は、あらかじめ十分に水洗しておくこと。 ・搾乳器具は、消毒後、水で十分に洗浄し、牛乳中に薬剤が混入しないようにすること。 ・有機物質等(糞・尿等の汚物、血液、血清、牛乳等)は、本剤の消毒効果を減弱させるので、水で十分に清拭又は洗浄して有機物質等を除去してから使用すること。 ・本剤は他の殺虫剤や消毒剤と混合して使用しないこと。 ・食品用の容器に小分けして使用又は保管しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・大量の薬液が、活性汚泥法による汚水処理施設等に流入しないように注意すること。 ・薬液が魚類の生息する河川等に直接流入しないように注意すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って薬剤を飲み込んだ者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・アレルギー体質者等で、発赤、掻痒感等の過敏症状が現れた場合には、直ちに使用を中止すること。 ・本剤が誤って眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い、医師の診察を受けること。 ・原液及び濃厚液が皮膚、眼、飲食物、飼料、被服、幼少児の玩具等に直接かからないように注意すること。 ・原液及び希釈液を誤飲しないように注意すること。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |