OTC注10%「フジタ」
2025/03/18
品名 | OTC注10%「フジタ」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1993/08/10 2:1996/08/30 3:1997/05/12 4:2015/09/07 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | フジタ製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 24カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | オキシテトラサイクリン塩酸塩 | 10g(力価)/本品100mL中 | テトラサイクリン系 | テトラサイクリン系 | 塩酸オキシテトラサイクリン |
包装単位 | 10mL,20mL,50mL,100mL 紙製箱 1、2、5、10本入り |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前14日間又は食用に供するために搾乳する前72時間 豚:食用に供するためにと殺する前17日間 鶏:食用に供するためにと殺する前13日間又は食用に供する卵の産卵前15日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 豚丹毒菌、パスツレラ、ボルデテーラ、ヘモフィルス・パラガリナルム、キャンピロバクター、 マイコプラズマ 本剤感受性の次の菌種:ブドウ球種、レンサ球菌、コリネバクテリウム、大腸菌、サルモネラ 適応症 牛:肺炎、細菌性下痢症、細菌性関節炎、乳房炎 豚:豚丹毒、肺炎、細菌性下痢症、咽喉頭炎、乳房炎 鶏:伝染性コリーザ、呼吸器性マイコブラズマ病 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たり、オキシテトラサイクリンとして下記の量を静脈内、筋肉内、皮下 又は腹腔内に注射する。 牛: 2~10mg(力価)(本剤として0.02~0.1ml) 豚: 3~10mg(力価)(本剤として0.03~0.1ml) 鶏:12.5~50mg(力価)(本剤として0.125~0.5ml) |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。 ・本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。 ・開封後はできるだけ速やかに使用すること。 ・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので最終有効年月を過ぎた製品は使用しないこと。 ・注射器具は滅菌されたものを使用すること。 ・注射針は必ず1頭ごとに取りかえること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。 ・本剤を使用した後あるいは使用者の皮膚に付着したときは石けん等でよく洗うこと。 ・起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては眼や皮膚に付着しないよう注意すること。 ・本剤の有効成分であるオキシテトラサイクリンには、ヒトや実験動物に対する催奇形性に関する報告があるので、妊娠中の女性が投与作業を行う場合は注意すること。 ・筋肉内、皮下に注射する場合、注射針が血管内に入っていないことを確認して投与すること。 ・筋肉内注射で1回の投与量が多い場合又は連続投与する場合には注射部位を変えること。 (対象動物に対する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・筋肉内注射の場合、部位によっては腫脹、疼痛が起こることがある。 【専門的事項】 ① 重要な基本的注意 ・本剤の有効成分と類似する成分で実験動物で胎子毒性が認められているので,妊娠している動物には慎重に投与すること。 ② 副作用 ・本剤の静脈内注射により、一過性のふらつきや転倒等のショック症状を起こすことがあるので、静脈内注射を行う際には、本剤をブドウ糖等の補液で希釈するか又は緩やかに投与すること。 ・100kg未満の子牛及び重度の肺炎症状への静脈内注射は転倒等が起こることが報告されているので慎重に投与すること。 ③ その他の注意 ・静脈内注射を行う場合、注射針が血管内に確実に入っていることを確認して投与すること。 ・静脈内注射する際は、注射速度をできるだけ遅くすること。 ・腹腔内に注射する場合、注射針が血管あるいは臓器内に入っていないことを確認して投与すること。 |
貯蔵方法 | 室温保存 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |