動物用シノラール液

2023/11/30

品名 動物用シノラール液
一般的名称
承認年月日 1:1996/07/01 2:1997/09/17 3:2002/01/23
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2004/04/01 2:2005/09/01 3:2017/12/01 4:2021/03/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 渡辺ケミカル株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 サルファ剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 スルファメトキサゾール 8.33g/本品100mL中
2 トリメトプリム 1.67g/本品100mL中
包装単位 白色プラスチック瓶(内容量:10L及び20L) 
使用禁止期間 豚(生後4月を超えるものを除く。):食用に供するためにと殺する前7日間
休薬期間
効能効果 適応症

豚:大腸菌による細菌性下痢症、豚胸膜肺炎、ストレプトコッカス・スイス感染によるレンサ球菌症
用法用量 豚(4カ月齢を超える豚を除く。)
 :大腸菌による細菌性下痢症
  1日体重1kg当たり本剤0.125~0.25mLを飲水に均一に溶かして、5日間経口投与する。

 :豚胸膜肺炎
  1日体重1kg当たり本剤0.05~0.125mLを飲水に均一に溶かして、7日間経口投与する。

 :ストレプトコッカス・スイス感染によるレンサ球菌症
  1日体重1kg当たり本剤0.05~0.125mLを飲水に均一に溶かして、5日間経口投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1. 守らなければならないこと

【一般的注意】

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

【使用者に対する注意】

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないように注意すること。

【取扱い及び廃棄のための注意】

・本剤は、火気に近づけないこと。

・本剤の保管は、直射日光及び高温を避けること。

・使用期限を過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・食品と区別して保管すること。

・開封後は密栓して保管すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2. 使用に際して気をつけること

【使用者に対する注意】

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。なお、本剤の添付文書を持参することが望ましい。

【豚に関する注意】

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①重要な基本的注意

・本剤の有効成分であるトリメトプリムは、実験動物で催奇形作用が認められているので、使用に当たっては慎重を期すこと。

・本剤の有効成分であるスルファメトキサゾールは、実験動物で骨髄細胞の増殖阻害を起こすという文献があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は使用を中止すること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H16/4/1)塩野義製薬株式会社→ハヤシ アグロサイエンス株式会社
 
・承継(H17/9/1)ハヤシ アグロサイエンス株式会社→ベーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社

・承継(H29.12.1)べーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社→メリアル・ジャパン株式会社

・社名変更(H29.12.1)メリアル・ジャパン株式会社→べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社

・承継(R3.3.1付)べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社→渡辺ケミカル株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰