エクセネル注
2025/03/18
品名 | エクセネル注 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1996/02/27 2:1997/09/25 3:2002/05/27 4:2005/07/20 5:2006/04/20 6:2007/12/28 7:2020/10/15 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2003/08/01 2:2010/06/01 3:2013/07/29 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2016/12/15 |
製造販売業者 | ゾエティス・ジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 24カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | セフチオフルナトリウム | 1g(力価)/20mL容器 | セフェム系 | 第3世代セファロスポリン | セフチオフルナトリウム |
2 | セフチオフルナトリウム | 4g(力価)/80mL容器 | セフェム系 | 第3世代セファロスポリン | セフチオフルナトリウム |
包装単位 | 20mL又は80mLのガラスバイアル |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前7日間、又は食用に供するために搾乳する前24時間 豚:食用に供するためにと殺する前3日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | [有効菌種] マンヘミア ヘモリチカ、パスツレラ ムルトシダ アクチノバチルス プルロニューモニエ、フソバクテリウム ネクロフォーラム、 ポルフィロモナス アサッカロリチカ(バクテロイデス メラニノジェニカス)、 アルカノバクテリウム ピオゲネス、本剤感受性の大腸菌、 [適応症] 牛:肺炎、趾間フレグモーネ(趾間ふらん)、産褥熱 豚:胸膜肺炎 |
用法用量 | 本剤は、表示力価に従い1mL当たり50mg(力価)となるよう注射用水で溶解して用いる。 1日1回体重1kg当たりセフチオフルとして下記の通り筋肉内に注射する。 牛:肺炎:1~2mg(力価)、3~5日間 趾間フレグモーネ(趾間ふらん):1~2mg(力価)、3日間 産褥熱:1~2mg(力価)、5日間 豚:1~3mg(力価)、3日間 投薬開始後三日以内に治療効果を確認し、効果がみられない場合には獣医師の判断に基づき薬剤の変更等を行うこと。 |
使用上の注意 | 警告 本剤は、承認された対象動物以外(鶏・種卵など)には使用しないこと(種卵への投与により、細菌の薬剤耐性率上昇を招いたとの報告がある。)。 (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であってもそれを反復する投与は避けること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (牛及び豚に関する注意) ・本剤を投与する時、同一部位に連続投与しないこと。 ・本剤を投与する場合、脂肪組織に投与しないよう、注意すること。 ・趾間フレグモーネの治療に際しては、患部の汚物除去及び洗浄を行うこと。 (取扱い及び廃棄に関する注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は高温を避けること。 ・本剤の溶解後、室温保存の場合は12時間以内に、冷蔵保存の場合は7日以内に使用すること。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業者及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・皮膚炎等のアレルギー症状を起こすことがあるため、皮膚に付着した場合は直ちに洗い流すこと。特に、ペニシリン系及びセファロスポリン系薬剤に過敏症反応を示したことのある人は注意すること。 (牛及び豚に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (その他の注意) ・趾間フレグモーネの治療に際しては、治療効果を上げるため牛床の衛生管理とともに、敷料の使用等により牛蹄の負担を和らげること、患部を乾燥した状態に保つこと等の牛蹄の衛生管理についても留意すること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・過去に本剤に過敏症反応を示したことのある動物には使用しないこと。 ②重要な基本的注意 ・本剤は、第一次選択薬が無効の症例のみに限り使用すること。 ・疾病の予防を目的とした健康動物群への使用は行わないこと。 ・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。 ③副作用 ・本剤は、まれに過敏症反応を起こすことが考えられるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ④その他の注意 ・趾間フレグモーネの治療に際しては、必要な場合には、局所治療を併用すること。 |
貯蔵方法 | 室温保存 |
備考 | ・承継(H15/8/1)ファルマシア株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H22/6/1)ファイザー株式会社→ファイザー製薬株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H25/7/29)ファイザー株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |