ポールバック NCD B1
2025/03/18
品名 | ポールバック NCD B1 |
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一般的名称 | ニューカッスル病生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1988/06/02 2:1995/02/15 3:1997/10/24 4:2003/04/03 5:2010/07/12 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 1年6カ月間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 発育鶏卵培養弱毒ニューカッスル病ウイルス B1株(シード) | 10(8.5)EID50以上/乾燥ワクチン 1バイアル(1,000羽分)中 |
包装単位 | 1 乾燥ワクチン 1,000羽及び2,000羽については、10mL容ガラスバイアル瓶にそれぞれ1mL、2mLずつ小分け分注し、凍結乾燥して減圧下で封じる。 2 溶解用液精製水を孔径450nm以下のメンブランフィルターでろ過し、ポリ瓶に30mLずつ小分け分注し封栓後、115℃で30分間高圧滅菌する。 3 製品 ①1,000羽分 1セット:1,000羽分バイアル、溶解用液30mL、点眼・点美用アダプター添付 ②2,000羽分1セット:2,000羽分バイアル(飲水投与専用) ③3,000羽分1セット:3,000羽分バイアル(飲水投与専用) ④5,000羽分1セット:5,000羽分バイアル(飲水投与専用) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | ニューカッスル病の予防。 |
用法用量 | 1 ワクチンを投与する群は、予め絶水させておき、乾燥ワクチンを下記の水の量に 溶かして投与する。 鶏の日齢 1,000羽用 2,000羽用 3,000羽用 5,000羽用 7日齢迄 5L 10L 15L 25L 30日齢迄 10~20L 20~40L 30~60L 50~100L 30日齢以上 20~40L 40~80L 60~120L 100~200L 2 点眼又は点鼻投与法 ワクチンに添付の点眼・点鼻用アダプターをセットした後、眼または鼻孔に1羽につき1滴(0.01mL)投与する。 3 噴霧法 乾燥ワクチンを適当量の水で希釈し、噴霧器で噴霧することもできる。 この場合は、鶏舎内の痛風を止め、鶏の頭上適度の高さで噴霧し、人の眼に入らないように注意する。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 1 本剤は要指示医薬品であるので、獣医師等の処方せん・指示により使用すること。 2 本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 3 本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 【使用者に対する注意】 1 本剤に含有されるウイルスは人獣共通感染症の病原体であるので、使用時には十分に注意すること。 2 誤って眼、鼻、口に入った場合、本剤の成分によりアレルギー等の症状を呈することがあるので、直ちに以下の処置をとること。 1) 誤って本剤が作業者の眼、鼻、口に入った場合は、直ちに水道水等で洗い流すこと。 2) 眼、鼻、口に熱感がみられる場合には、医師の診察を受けること。この場合、鶏用ワクチンを誤って眼、鼻、口にいれたこと、本使用説明書に記載されているワクチンの成分を医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 3 事故防止のため、作業時には防護メガネ、マスク、手袋等を着用すること。 本ワクチンの成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント __________________________________________ 微生物名 人獣共通感染症の当否 微生物の生・死 有 無 __________________________________________ ニューカッスル 当* 生 無 病ウイルス __________________________________________ * : 人の眼や鼻に同ウイルスが入ると結膜炎などの原因になると報告されている。 本ワクチンの対象疾病は、人獣共通感染症であるが、本ワクチン株は弱毒されている。 本ワクチンに関するお問い合わせは下記までお願いいたします。 共立製薬株式会社 先端技術開発センター 〒300-1252 茨城県つくば市高見原2丁目9番地22 TEL : 029-872-3361 FAX : 029-874-1619 【鶏に対する注意】 1 制限事項 1) 本剤は鶏以外に投与しないこと。 2) 本剤の接種前には、必ず対象鶏群の状態を観察し、次のいずれかに該当する鶏群には接種しないこと。 ・ 元気・食欲の不振、発熱、異常呼吸音、下痢などの病気の兆候があるもの。 ・ 病気の治療中または治癒後間がないもの。 ・ 他のワクチン接種、移動等によりストレスを受けているもの。 ・ 発育が悪く、明らかに栄養不良状態にあるもの。 3) 導入又は移動後間がない鶏群では、そのストレスに起因する異常が認められる場合があるので、極力本剤の接種は避けること。 4) 本剤の接種後は、温度管理等に十分注意し、鶏に与えるストレスの軽減をはかること。 2 副反応 1) 副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受け、副反応に対して適切な処置を行うこと。 2) 鶏の健康状態や接種方法によっては、本剤接種後に呼吸器症状などの接種反応が見られる場合がある。 3 相互作用 1) 本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 2) 本剤と鶏伝染性気管支炎生ワクチン、あるいは鶏伝染性喉頭気管炎生ワクチンを同時接種すると、ウイルス間の干渉作用によりワクチンの効果が抑制されることがあるので、接種間隔を1週間以上あけること。 3) ワクチン投与24時間以内には、投薬や消毒剤の使用を避けること。 4 適用上の注意 1) 移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので、接種時期を考慮すること。 2) 本剤の接種方法は、飲水投与法である。以下の注意事項を守って使用すること。 (1) 全ての鶏が均等にワクチンを飲めるように十分な給水器具を準備すること。給水器具は、消毒薬を含まないきれいな冷水で洗浄すること。 (2) 希釈する飲水への塩素剤、飲水消毒剤などの他の薬剤の混入は絶対に避けること。 (3) 飲水に水道水を用いる場合は、予め煮沸、汲み置きあるいはチオ硫酸ナトリウム(ハイポ0.01~0.02%)添加などにより残留塩素を除去した後、使用すること。 (4) 投与に先立ち一時(2~3時間)断水した後、鶏の日齢に応じてワクチンが全ての鶏に行き渡り、かつ2~3時間で飲みつくされるようにワクチン溶液量を調整すること。 【取扱い上の注意】 1 よく振り混ぜてから使用すること。 2 本剤の溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌混入、効力低下のおそれがあるので使用しないこと。 3 開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 4 外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 5 使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 6 小分製品(乾燥ワクチン)の瓶内は真空になっており、破裂するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 7 使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 【保管上の注意】 1 小児の手の届かないところに保管すること。 2 直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 |
貯蔵方法 | 2~5℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |