ポールバック PD

2025/03/18

品名 ポールバック PD
一般的名称 鶏痘生ワクチン
承認年月日 1:1977/03/16 2:1987/10/31 3:1997/10/24 4:2003/04/03
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分 劇薬
有効期間 1年間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 弱毒鳩痘ウイルス 10(6.0)EID50以上/乾燥ワクチン 1バイアル(1,000羽分)中
包装単位 1セット 1,000羽分乾燥ワクチン(10ml溶解用液、穿刺用針添付)
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 鶏痘の予防
用法用量 添付の溶解用液を加えて乾燥ワクチンを溶解し、添付の穿刺用針を用いて翼膜に穿刺して下さい。この場合、血管を避けて下さい。なお、1羽当たりの用量は0.01mlです。
使用上の注意                【接種上の注意】

(一般的注意)

1.このワクチンは、鶏の鶏痘の予防のために使用します。鶏以外には使用しないで下さい。

2.このワクチンは、本使用説明書の【用法及び用量】に従って、健康な鶏群に使用して下さい。

(次の鶏群には接種しないこと)

ワクチンの接種前には、必ず対象鶏群の健康状態を観察し、次のいずれかに該当する場合には接種しないで下さい。

  ①元気・食欲の不振、発熱、異常呼吸音、下痢などの病気の徴候があるもの。

  ②病気の治療中又は治癒後間もないもの。

  ③他のワクチン接種、移動等によりストレスを受けているもの。

  ④発育が悪く、明らかに栄養不良状態にあるもの。

(接種時の注意)

1.このワクチンには他の薬剤を加えて使用しないで下さい。

2.このワクチンは生ワクチンですので、接種器具等の滅菌に消毒剤の使用を避け、ワクチンに消毒剤が混入しないように注意して下さい。

3.ワクチン接種前後24時間は、鶏群への消毒剤の使用は避けて下さい。

4.接種前によく振盪し、均一な液として使用して下さい。

5.穿刺用針は、必ず1羽ごとにワクチン溶液に浸し、翼膜に穿刺して下さい。穿刺用針の柄までワクチンに浸しますと、ワクチン不足の原因となりますので、注意して下さい。

6.穿刺針で血管、骨、筋肉等を傷つけないように注意して下さい。

7.1回目と2回目の接種は翼の左右を変えて行って下さい。

8.このワクチンの溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用して下さい。

9.接種後6~7日に必ず接種部位を観察して発痘を確認して下さい。発痘しない場合は鶏がすでに鶏痘に対して免疫を獲得していたか、あるいは接種方法、ワクチンの取り扱い法に欠陥があったかによることが考えられます。後者の疑いがある場合には直ちに再接種を行う必要があります。なお善感発痘は、通常ワクチン接種後5~7日で接種部位にあらわれ、21日以内に消失します。

10.同一鶏舎内の鶏群には同時に接種して下さい。

11.ワクチン接種時、接種後のストレスを軽減する努力が必要です。

12.ワクチン接種後、免疫が成立までに一定期間を要するため、この期間は野外ウイルスに感染しないように注意して下さい。

13.導入又は移動後間がなものでは、そのストレスに起因する異常が認められる場合がありますので、なるべく接種は避けるようにして下さい。

14.このワクチンを誤って作業者に接種した場合には、直ちに医師の診察を受け、雑菌等の感染がないような処置を受けて下さい。

               【取扱い上の注意】

1.直射日光、高温あるいは凍結を避けて下さい。凍結すると溶解用液が破損することがあります。

2.ワクチンの溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかにしようして下さい。使い残りのワクチンは雑菌混入、効力低下等の恐れがありますので、使用しないで下さい。

3.ワクチンの外観及び内容に異常を認めたものは使用しないで下さい。

4.有効期限が過ぎたワクチンは使用しないで下さい。

5.開封時に、アルミキャップの切断面で手指を切る場合がありますので注意して下さい。

6.使い残りのワクチン及び使用済みのワクチン瓶等は消毒又は滅菌後、適切に処分して下さい。

7.乾燥ワクチン瓶内は真空になっており、破裂する危険性がありますので、強い衝撃を与えないで下さい。

8.小児の手の届かない所に保管して下さい。 

注意-獣医師の処方せん・指示により使用すること。
貯蔵方法 遮光して、2~5℃に保存して下さい。
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 アメリカ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰