日生研乾燥鶏痘ワクチン
2025/03/18
品名 | 日生研乾燥鶏痘ワクチン |
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一般的名称 | 鶏痘生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1981/01/29 2:1987/10/31 3:1997/12/17 4:2000/09/21 5:2003/04/02 6:2004/06/21 7:2012/05/15 8:2013/03/19 9:2018/09/27 10:2021/03/02 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | 製造後2年3カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 発育鶏卵培養弱毒鶏痘ウイルス ボーデット株(シード) | 10(6.0)EID50以上/乾燥ワクチン1バイアル(1,000羽分)中 |
包装単位 | 小分製品 5mLあるいは10mL容量ガラスバイアルに1,000羽分の成分及び分量を担保する規定量小分けし、凍結乾燥後、密栓。 溶解用液 10mL容量ガラスバイアルに1,000羽分を担保する規定量小分けし、密栓。 溶解用液を添付する場合は溶解用液と乾燥ワクチンを、溶解用液を添付しない場合は乾燥ワクチンのみを紙製組箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 鶏痘の予防 |
用法用量 | 小分製品を、溶解用液が添付されている場合は添付の溶解用液、溶解用液が添付されていない場合は日局の精製水10mLで溶かしたのち、リカ式ワクチガン(株式会社リカ社製、承認番号:農林水産省指令60畜A第3764号)を用いて鶏の翼膜に約0.01mLずつ穿刺接種する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) ①守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は獣医師の適切な指導の下で使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 [使用者に対する注意] 作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。 [鶏に関する注意] (1)本剤の接種前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は接種しないこと。 (2)鶏が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、接種適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気消失、食欲不振、発熱、下痢、呼吸器症状等臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 (3)初回と2回目の接種は、翼(左右)をかえて接種すること。 (4)接種後5~7日頃接種鶏の一部について善感発痘の有無を検査すること。その結果、発痘していない場合には再接種すること。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)小児の手の届かないところに保管すること。 (5)直射日光は品質に影響を与えるので避けること。 (6)使用時よく振り混ぜて均一とすること。 (7)使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 (8)使用済みの接種用穿刺針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 ②使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] (1)誤って人に接種した場合は、患部の消毒等適切な処置を取ること。必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本ワクチン成分の特徴 ______________________________________ 抗 原 アジュバント _______________ _____________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 ______________________________________ 鶏痘ウイルス 否 生 無 ______________________________________ 本ワクチン株は、人に対する病原性はない。 (2)乾燥ワクチン瓶内は、真空になっており破裂をするおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 [鶏に関する注意] (1)ワクチン接種後は、飼育管理に十分に注意し、鶏に与えるストレスの軽減に努めること。 (2)本剤接種後3日頃から穿刺され翼膜部にワクチンによる善感発痘が見られるが、痘ほうは21日以内には消退する。 [取扱いに関する注意] (1)溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (2)移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので、接種時期を考慮すること。 [その他の注意] 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 10℃以下 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | 日本、オーストラリア、ニュージーランド |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |