“京都微研„ニワトリ5種混合オイルワクチンーC
2025/06/25
品名 | “京都微研„ニワトリ5種混合オイルワクチンーC |
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一般的名称 | ニューカッスル病・鶏伝染性気管支炎・鶏伝染性コリーザ(A・C型)・マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症混合(油性アジュバント加)不活化ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1996/03/08 2:1996/08/06 3:1997/12/18 4:1999/12/08 5:2002/03/12 6:2003/10/08 7:2004/12/13 8:2012/08/30 9:2017/11/08 10:2022/04/25 11:2024/05/17 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2005/01/28 |
製造販売業者 | 株式会社微生物化学研究所 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 発育鶏卵培養ニューカッスル病ウイルス 石井KB株(シード) | 10(10.0)EID50以上(不活化前ウイルス量)/1バイアル(500mL)中 | |||
2 | 発育鶏卵培養鶏伝染性気管支炎ウイルス 滋賀KB株(シード) | 10(8.7)EID50以上(不活化前ウイルス量)/1バイアル(500mL)中 | |||
3 | アビバクテリウム・パラガリナルムA型菌 No.221KB株(シード) | 3.6×10(10)個以上(不活化前総菌数)/1バイアル(500mL)中 | |||
4 | アビバクテリウム・パラガリナルムC型菌 KA株(シード) | 3.6×10(10)個以上(不活化前総菌数)/1バイアル(500mL)中 | |||
5 | マイコプラズマ・ガリセプチカム TK株(シード) | 1.0×10(11)個以上(不活化前菌数)/1バイアル(500mL)中 |
包装単位 | 100mL容量のガラスバイアル(100mL)、500mL容量のガラスバイアル(500mL)に分注、ゴム栓で密栓。 500mL容量のPEボトル(250mL又は500mL)に分注、密栓。500mL容量のPPボトル(250mL又は500mL)に分注、密栓。 小分製品をそのまま、もしくは1容器ずつ紙箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | ニューカッスル病、鶏伝染性気管支炎、鶏伝染性コリーザの予防及びマイコプラズマ・ガリセプチカム感染症による産卵率低下の軽減 |
用法用量 | 50日齢以上の鶏の脚部筋肉内に0.5mLを注射する。 |
使用上の注意 | 【基本的事項】 1 守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は効能又は効果において定められた目的にのみ使用すること。 (3)本剤は定められた用法及び用量を厳守すること。 (4)注射部位を厳守すること。 (5)本剤は肉用鶏(種鶏を除く。)には注射しないこと。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)使用時よく振り混ぜて均一とすること。また、使用中にもときどき振り混ぜること。 (5)注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 (6)ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。ゴム栓を取り外しての使用は雑菌混入のおそれがあるので避けること。 (7)油性アジュバント加ワクチン注射に適した注射器を使用すること。 (8)注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 (9)一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (10)小児の手の届かないところに保管すること。 (11)直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 (12)使い残りのワクチンは紙等で吸い取り可燃物として処分し、また、容器は地方公共団体条例等に従い処分すること。 (13)使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2 使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] (1)誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば医師の診察を受けること。その際、動物用油性アジュバント加ワクチンを誤って注射されたことを医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 本ワクチン成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント __________________________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物 有無 種類 染症の当否 の生・死 __________________________________________ ニューカッスル病 当 死 ウイルス ________________________ 鶏伝染性気管支炎 否 死 ウイルス 無水マンニトール ________________________ ・オレイン酸 アビバクテリウム 否 死 エステル及び ・パラガリナルム 有 モノオレイン酸 A型菌 ポリオキシエチレン ________________________ ソルビタン(6E.O.) アビバクテリウム 否 死 加流動パラフィン ・パラガリナルム C型菌 ________________________ マイコプラズマ 否 死 ・ガリセプチカム __________________________________________ (2)事故防止のため、作業時には厚手の手袋等を着用すること。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 [鶏に関する注意] (1)本剤の注射後、一過性の脚の腫脹、跛行及び食欲不振を認め、鶏種によってはこの反応が強く、一時的な体重増加の抑制が認められる場合がある。 (2)副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (3)本剤の注射後、激しいストレスを与えないこと。 [取扱いに関する注意] (1)本剤は粘稠度が高いため、あらかじめ常温程度(約20℃)に戻してから使用すること。 (2)ワクチン容器は破損をするおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。プラスチック容器に対し、80℃以上の高温物あるいは鋭利なものとの接触、衝撃、過大な加重は容器を破損するおそれがあるので避けること。 (3)使用した器具器材は油性分が残らないように洗浄すること。 【専門的事項】 1 警告 (1)本剤の注射前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は注射しないこと。 2 対象動物の使用制限等 (1)産卵開始前5週間以内や産卵中のものには注射しないこと。 (2)鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射の適否の判断を慎重に行うこと。 ・発熱、呼吸器症状、下痢、重度の皮膚疾患など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 |
貯蔵方法 | 2~10℃、ただし、紙箱に収納しない小分製品は2~10℃の暗所 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |