キシラジン「第一」
2025/03/18
品名 | キシラジン「第一」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1997/12/17 2:2002/10/01 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 富士ケミカル工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩酸キシラジン | 2.332g |
包装単位 | 50,20,10mL/1本/箱 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷を行わないこと。 牛:48時間 牛乳:48時間 |
効能効果 | 牛:各種検査時・処置時・外科手術時の鎮静・鎮痛・筋弛緩。麻酔時の前処置 |
用法用量 | 牛:通常1回量体重100kg当たり0.25~1.5mL(キシラジンとして0.05~0.3mg/kg)を筋肉内に注射する。追加投与する際でもキシラジンとして総量0.3mg/kgを越えないようにし、注射部位を変えること。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (2)本剤は効能・効果において定められた適用にのみ使用すること。 (3)本剤は牛専用なので、他の動物種には使用しないこと。 (4)本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷を行わないこと。 牛 : 48時間、 牛乳 : 48時間 (5)本剤は要指示医薬品であるので、獣医師の処方せん・指示により使用すること。 【使用者に対する注意】 (1)使用した後、あるいは使用者の皮膚に付着したときは、石けん等でよく洗うこと (2)誤って人に注射した場合は、直ちに医師の診察を受けること。 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤は流産のおそれがあるので、妊娠末期の動物には投与しないこと。 (2)本剤の有効成分であるキシラジンの代謝産物には、発がん性を示唆する報告があるので、代替薬による対応が可能なときは使用しないこと。 2.副作用 (1)本剤により呼吸数の減少、流涎、第1胃運動の微弱又は停止、怒声、一過性の血糖上昇を認める場合がある。 (2)本剤の効果消失12~16時間後、時として軟便になることがある。 (3)本剤の有効成分であるキシラジンは変異原性を示唆する報告がある。 3.相互作用 (1)本剤に投与により除脈、不整脈が認められるので、硫酸アトロピン等の前投与又は同時投与を行うことが望ましい。 4.適用上の注意 (1)老齢、病畜等の動物では一般に作用が強く発現するので投与量は減量すること。 (2)本剤には利尿作用があるので、投与後の体内塩類平衡に留意すること。 (3)本剤の効果発現時に音などの外部刺激を与えると充分な効果が現れない場合があるので、効果発現まで安静にしておくこと。 (4)本剤の効果持続中は直射日光下や冷所に長時間係留しないこと。また、効果が完全に消失するまで充分観察下に置くこと。 (5)本剤投与により横臥すると、鼓脹を起こすことがあるので胸臥位に保つようにすること。 【取扱い上の注意】 (1)変色や沈殿が認められた場合には使用しないこと。 (2)使用済みの空容器等は適切に処分すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かないところに保管すること。 (2)誤用を避け、かつ無菌を保つため、他の容器に入れ替えないこと。 |
貯蔵方法 | |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |