ノモペイン注
2025/03/18
品名 | ノモペイン注 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1997/12/17 2:1999/09/30 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 富士ケミカル工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 劇薬 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩酸ケタミン | 5.76g/100mL |
包装単位 | 50mL バイアル |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 犬:全身麻酔 猫:全身麻酔および吸入麻酔の前投与 |
用法用量 | 通常体重1kg当たりケタミンとして下記の量を筋肉内に注射する。 犬 : 10mg 通常体重1kg当たりケタミンとして下記の量を筋肉内に注射する。 なお、必要に応じて初回量の半量を追加投与する。 猫 : 15~40mg |
使用上の注意 | 使用上の注意 薬事法第52条第1号の規定により使用上の注意として、添付文書に以下の事項を定める。 【一般的注意】 ①本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ②本剤は効能・効果において定められた適応のみに使用すること。 ③本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。 ④本剤は猫・犬専用なので、他の動物種には使用しないこと。 【使用者に対する注意】 誤って人に注射した場合は、直ちに医師の診察を受けること。 【対象動物に対する注意】 1 副作用 ①本財投与後、痙攣をみることがある。この際、舌を巻き込み呼吸困難となることがあるので注意すること。 ②回復期に、音、接触等の刺激を与えると、痙攣の発作をみることがあるので安静に保つようにすること。 ③本剤の投与により、流涎(唾液分泌過多)、頻脈、眼振、嘔吐、食欲不振などがあらわれることがある。 2 相互作用 ①本剤とバルビタール系薬剤との併用効果は呼吸抑制作用が強く現れるので注意すること。 ②犬でメデトミジンとの併用により、中枢神経症候(カタレプシー、痙攣、鎮静及び覚醒 遅延等)が認められたとの報告がある。 3 適用上の注意 ①筋肉注射後、痛みのために患畜が暴れることがあるので、最初の保定を確実にすること。 ②本剤とバルビタール系薬剤を混合すると沈殿を生じるので、同じ注射筒を使用しないこと。 ③手術が内臓の痛覚路への侵襲を含む場合には、他の鎮痛剤を併用すること。 ④本剤の呼吸抑制は軽微であるが、なるべく蘇生設備や呼吸維持に必要な設備のある所で使用すること。 ⑤犬に投与する場合、通常、キシラジン(通常、体重1kgあたり2㎎以下)等の鎮痛剤を前投与する。 この場合にはアトロピンの前投与等その医薬品の用法に従って投与することが望ましい。 ⑥犬に投与する場合、鎮痛剤の前投与は適当な時間間隔(通常10分)をおき、動物の状 体を観察してから本剤を投与すること。 ⑦犬に対する本剤の単独投与は確実性に乏しく、副作用発現頻度が高いので避けること。 ⑧本剤投与にあたっては、催眠鎮静剤の併用を行う場合を含め、患畜の脈拍、呼吸及び 体温等の生命徴候を監視するなど十分全身状態の観察を行うことが望ましい。 【取扱い上の注意】 ①変色や沈殿が認められた場合には使用しないこと。 ②使用済みの空容器等は適切に処分すること。 【保管上の注意】 ①小児の手の届かないところに保管すること。 ②誤用を避け、かつ無菌を保つため、他の容器に入れ替えないこと。 |
貯蔵方法 | 室温保存 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2007/07/02 | 犬 | パグ | メス | 死亡 |