水産用アンピシリン20%散「KS」

2025/03/18

品名 水産用アンピシリン20%散「KS」
一般的名称
承認年月日 1:1994/09/01 2:2002/11/01 3:2004/06/09
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2004/12/01 2:2010/06/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 アンピシリン水和物 200mg(力価)/本品1g中 ペニシリン系 ペニシリン系 アンピシリン
包装単位 100g、500g、1kg、3kg、5kg、10kg、15kg、20kg
使用禁止期間 すずき目魚類:食用に供するために水揚げする前5日間
休薬期間
効能効果 アンピシリン感受性菌に起因する下記疾病魚類の死亡率の低下

すずき目魚類:類結節症
用法用量 魚体重1kg当たり、1日量アンピシリンとして下記の量を1~2回に分け、餌料に均一に混ぜて5日間経口投与する。

すずき目魚類(類結節症):5~20mg(力価)
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、すずき目魚類の類結節症を治療するために使用し、すずき目魚類以外の魚又は動物には使用しないこと。

・本剤は、必要量以上使用してもその治療効果は変わらないことから、定められた用法及び用量に従って正しく使用すること。

・用法及び用量に定められている期間使用した後は、治療の効果の有無にかかわらず、本品の使用を中止し、繰り返し使用しないこと。

・本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。

・本剤は、指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・餌等に混合する際は、保護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。

・本剤は、小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。

・本剤は、よく振り混ぜてから使用すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの空容器等は、地方公共団体条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。

・本剤を廃棄する場合には、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い適切に処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。

(取扱い上の注意)

・開封後は速やかに使用すること。

(専門的事項)

重要な基本的注意

・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。
貯蔵方法 密閉容器
備考 ・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社
品名変更:水産用アンピシリン「ミタカ」20%散→水産用アンピシリン20%散「KMK」

・承継(H22/6/1)川崎製薬(株)→共立製薬(株)
・品名変更:水産用アンピシリン20%散「KSK」→水産用アンピシリン20%散「KS」
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカ合衆国、オーストリア、イタリア、スロベニア、チェコ共和国、スロバキア
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰