動物用懸濁水性プロカインペニシリンG
2025/03/18
品名 | 動物用懸濁水性プロカインペニシリンG |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1963/12/26 2:1967/11/18 3:1970/09/25 4:1979/11/15 5:1983/06/07 6:2011/10/12 7:2024/09/17 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | リケンベッツファーマ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 18カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | ベンジルペニシリンプロカイン | 30万単位/本品1mL中 | ペニシリン系 | ペニシリン系 | ベンジルペニシリンプロカイン |
包装単位 | 20mL/バイアル瓶×10本 100mL/バイアル瓶×1本 100mL/バイアル瓶×5本 |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前14日間又は食用に供するために搾乳する前96時間 馬:食用に供するためにと殺する前14日間 豚:食用に供するためにと殺する前14日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 本剤感受性ブドウ球菌、連鎖球菌、コリネバクテリウム、豚丹毒菌、ヘモフィルス、パスツレラ 適応症 牛:肺炎、気腫疽、放線菌症、乳房炎、術後感染症の予防 馬:腺疫、精のう炎、骨膜骨髄炎 豚:肺炎、豚丹毒、創傷感染 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たりベンジルペニシリンプロカインとして下記の量を筋肉内に注射する。 牛:4,000~5,000単位。 ただし、乳房炎の治療には10,000~15,000単位。 術後感染症の予防には1頭当たり100,000~200,000単位を術部に注射する。 馬:4,000~5,000単位。 豚:4,000~5,000単位。 ただし、豚丹毒の治療には50,000単位。 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。 ・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かない所に保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤の成分またはペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある人は使用を避けること。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・注射針を刺入したとき疼痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。 ・連続して使用する場合には注射部位を変えること。 ・本剤は静脈内注射を避けること。 (取扱い上の注意) ・よく振り混ぜてから使用すること。 ・本剤はペニシリナーゼ産生菌には通常奏功しないので、この場合は他の薬剤を使用すること。 「専門的事項」 (対象動物の使用制限等) ・本剤の有効成分であるペニシリンは、過敏症反応をまれに起こすことがあるので、投与前に使用経歴や反応の有無を調べ、陽性動物には投与を避けること。 (重要な基本的注意) ・本剤の使用にあたっては、耐性菌の発生を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与にとどめること。 (副作用) ・本剤は過敏症反応(ショック、発熱、発疹、蕁麻疹等)を起こすことがある。過敏反応が現れた場合は、直ちに投与を中止し、すぐに獣医師の診察を受けること。強心剤、気管支拡張剤、昇圧剤、抗ヒスタミン剤やコーチゾン等の投与及び輸血、人工呼吸等、病状に応じた適切な処置を行うこと。 ・注射部位に疼痛、硬結をみることがある。 ・馬にプロカインによる中枢神経の副作用が起きる場合があるとの報告がある。 |
貯蔵方法 | 密封容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |