オリジン可溶散

2024/04/16

品名 オリジン可溶散
一般的名称
承認年月日 1:1995/03/31 2:1995/11/16 3:1996/01/24 4:2002/10/18 5:2008/03/11 6:2020/05/11 7:2021/06/16 8:2021/12/22
承認区分 医薬品
承継年月日 1:1998/08/01 2:2009/07/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 MSDアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 アモキシシリン水和物(アモキシシリンとして697mg(力価)) 800mg/本品1g中
包装単位 100g、250g、1000g
使用禁止期間  牛(生後5ヶ月を超えるものを除く) : 食用に供すると殺する前10日間

 豚                 : 食用に供すると殺する前 5日間

 鶏(産卵鶏を除く)          : 食用に供すると殺する前 5日間  
休薬期間
効能効果 【有効菌種】

 ブドウ球菌、連鎖球菌、ボルデテーラ、パスツレラ、大腸菌、ヘモフィルス、
 アクチノバシラス・プルロニューモニエ

【適応症】

 牛 : 肺炎、大腸菌による下痢症

 豚 : 肺炎、大腸菌による下痢症

 鶏 : 大腸菌症
用法用量 Ⅰ.飲水添加

 1日量として体重1kg当たり、下記の量を飲水に溶かして、1日に1~2回経口投与する。
 
 牛:(生後5か月齢を超えるものを除く)
   肺炎:アモキシシリンとして、1日量3~10mg(力価)
   大腸菌による下痢症:アモキシシリンとして、1日量5~10mg(力価)
 
 豚:肺炎、大腸菌による下痢症:アモキシシリンとして、1日量3~10mg(力価)
 
 鶏:(産卵鶏を除く)
   大腸菌症:アモキシシリンとして、1日量10~50mg(力価)

Ⅱ.飼料添加
 
 1日量として体重1kg当たり、下記の量を飼料に混じて、1日に1~2回経口投与する。

 牛:(生後5か月齢を超えるものを除く)
   肺炎:アモキシシリンとして、1日量3~10mg(力価)
   大腸菌による下痢症:アモキシシリンとして、1日量5~10mg(力価)

 豚:肺炎、大腸菌による下痢症:アモキシシリンとして、1日量3~10mg(力価)

 鶏:(産卵鶏を除く)
   大腸菌症:アモキシシリンとして、10~50mg(力価)
 
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・開封後は湿気を避けて保存すること。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・飲水添加投与の場合は用時調製すること。

・調製した液は当日使いきること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう注意すること。

・本剤はβ-ラクタム系の抗生物質であるので、同系薬に対し過敏症の既往歴がある方は使用しないこと。

・過敏症反応を含め、使用者の身体に何らかの異常が認められた場合には、ただちに使用を中止し、直ちに医師の診察を受けること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

対象動物の使用制限等

・本剤はβ-ラクタム系の抗生物質であるので、同系薬(ペニシリン等)に対する過敏症の有無を調べ、陽性動物や既往歴のある動物には投与しないこと。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H10/8/1)株式会社エス・ディー・エス バイオテック→株式会社インターベット

・H21/7/1 シェリング・プラウ アニマルヘルス(株)が(株)インターベットを吸収合併したことによる承継。(社名は株式会社インターベット)

・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰