水産用アンピシリン散「TG」5%

2025/03/18

品名 水産用アンピシリン散「TG」5%
一般的名称
承認年月日 1:1999/06/09 2:2002/05/08 3:2004/02/03 4:2008/06/26 5:2010/03/12 6:2015/12/22 7:2020/07/29 8:2022/10/25
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社トーヨー技術研究所
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 36カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 アンピシリン水和物 50mg(力価)/1g中 ペニシリン系 ペニシリン系 アンピシリン
包装単位 10kg(1kg袋×10分包)
使用禁止期間 すずき目魚類 : 食用に供するために水揚げする前5日間
休薬期間
効能効果 アンピシリン感受性菌に起因する下記疾病魚類の死亡率の低下

すずき目魚類:類結節症
用法用量 魚体重1kg当たり1日量アンピシリンとして、下記の量を1~2回に分け、配合飼料等に混合した後、飼料に均一に混ぜて5日間投与する。

すずき目魚類:5~20mg(力価)
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

(1)本剤は、すずき目魚類の類結節症を治療するために使用し、すずき目魚類以外の魚又は動物には使用しないこと。

(2)本剤は、必要量以上使用してもその治療効果は変わらないことから、用法及び用量に従って正しく使用すること。

(3)用法及び用量に定められている期間使用した後は、治療効果の有無にかかわらず、本剤の使用を中止し、繰り返し使用しないこと。

(4)本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。

(5)本剤は指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。

(6)本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

(1)餌等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないように注意すること。

(2)本剤の取扱い時には、防護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用すること。

(すずき目魚類に関する注意)

(1)他の薬剤で治療中の場合は、事前に指導機関に相談すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

(1)本剤は、よく振り混ぜてから使用すること。

(2)使用済みの空容器等は地方公共団体の条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。

(3)本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。

(4)本剤は、小児の手の届かないところに保管すること。

(5)本剤は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。

(6)開封した物は、密閉し保管すること。

(7)誤用を避け、品質を保持するため、本剤を他の容器に入れかえないこと。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

(1)誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

(2)本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。

(すずき目魚類に関する注意)

(1)副作用が認められた場合には、すみやかに指導機関に相談すること。

(専門的事項)

(重要な基本的注意)

(1)アンピシリンはペニシリナーゼ産生菌には通常奏効しないので、この場合は他の薬剤を使用すること。

(その他の注意)

(1)本剤は、「起炎性がある」との報告がある。
貯蔵方法 気密容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰