イソフル
2025/07/04
品名 | イソフル |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1998/12/09 2:2019/03/11 3:2019/06/12 4:2023/01/05 5:2024/10/31 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2010/07/01 2:2017/04/03 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2006/02/02 |
製造販売業者 | ゾエティス・ジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | イソフルラン | 100mL/本品100mL中 |
包装単位 | 褐色ガラス 100mL、250mL |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | イヌの全身麻酔 |
用法用量 | 導入:睡眠鎮静剤または注射麻酔剤の前投与あるいはマスク装着によるイソフルランと酸素の混合ガスの吸入によって麻酔導入する。通常、マスク装着による導入は5.0%以下の濃度で使用すること。 維持:導入麻酔後、気管内チューブを確実に挿管させてから、イソフルランと酸素の混合ガスの吸入により外科的麻酔状態を維持する。動物の臨床徴候を厳重に管理しながら、最小有効濃度を吸入させる。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1. 守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・変色が見られた場合には、使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は、直射日光、高温、及び多湿を避けること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2. 使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・適切な換気設備のある手術室で使用すること。 ・イソフルランの気化器への分配等の取扱いには気をつけること。 ・皮膚や目に触れた場合すぐに洗い流すこと。 (取扱い上の注意) ・正確な濃度の気体を供給できる専用の気化器を使用すること。 (専門的事項) ① 対象動物の使用制限等 ・本剤または他のハロゲン化麻酔薬に対して過敏症のある動物には使用しないこと。 ② 重要な基本的注意 ・本剤の妊娠動物および幼若動物に対する安全性は確立されていないため、注意して投与すること。 ・次の動物には慎重に投与すること。 - 肝機能障害あるいは腎機能障害のある動物。 - 高齢動物。 ・本剤の使用にあっては、動物の状態に応じて、抗コリン作用薬、鎮静薬、筋弛緩薬、又は適切な導入麻酔薬を選択し前投薬として使用すること。 ・本剤の使用前は原則として絶食させておくこと。 ・マスク装着による導入は動物が暴れることがあるので、最初の保定を確実にすること。 ・本剤はなるべく蘇生設備や呼吸維持に必要な設備のある所で使用すること。 ・麻酔の深度は手術などの処置に必要な最低の深さにとどめること。 ・本剤は呼吸機能・循環動態に対して抑制的に作用するため、吸入中は厳重に動物の全身状態を管理すること。 ・本剤は濃度依存的に呼吸抑制・血圧異常が頻発する傾向があるため、注意して投与すること。 ・本剤は高濃度の吸入により気道刺激が認められることがあるため、注意して投与すること。 ・本剤の吸入中は体温の下降が認められるので、動物の保温状態に注意すること。 ③ 相互作用 ・アドレナリン作動薬の併用により不整脈が現れることがある。 ④ 副作用 ・慢性の僧帽弁閉鎖不全及び完全房室ブロックを併発する個体において、極めて強い不整脈が起こる。 |
貯蔵方法 | 遮光した気密容器に入れ、室温で保存する。 |
備考 | ・DSファーマアニマルヘルス株式会社は、平成22年7月1日付で大日本住友製薬アニマルサイエンス部が分社設立された。 イソフルは平成22年7月1日付けで大日本住友製薬株式会社からDSファーマアニマルヘルス株式会社へ承認承継されている。 ・承継(H22.7.1)大日本住友製薬株式会社→DSファーマアニマルヘルス株式会社 ・承継(H29/4/3)DSファーマアニマルヘルス株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |