アイボメック注
2025/03/18
品名 | アイボメック注 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2000/06/28 2:2002/10/24 3:2003/12/08 4:2012/02/20 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 内寄生虫駆除剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | イベルメクチン | 10mg/本品1mL中 |
包装単位 | 50mL、100mL,200mL及び500mLのバイアルに入れ、紙箱包装する。 |
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使用禁止期間 | 牛(搾乳牛を除く):食用に供するために、と殺する前40日間 豚:食用に供するために、と殺する前35日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 牛(搾乳牛及び分娩予定日前28日間の乳用牛を除く)及び豚の下記の内部寄生虫及び外部寄生虫の駆除 牛:内部寄生虫-オステルターグ胃虫、牛捻転胃虫、牛腸結節虫、クーペリア、毛様線虫及び牛肺虫 外部寄生虫-疥癬ダニ(食皮ヒゼンダニ) 豚:内部寄生虫-豚回虫、豚腸結節虫、豚糞線虫、豚鞭虫及び豚肺虫 外部寄生虫-疥癬ダニ(穿孔ヒゼンダニ)及びブタジラミ |
用法用量 | 牛(搾乳牛及び分娩予定日前28日間の乳用牛を除く):1回体重1kg当たり本剤0.02mL(イベルメクチンとして200μg)を皮下注射する。 豚:1回体重1kg当たり本剤0.03mL(イベルメクチンとして300μg)を皮下注射する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 ・本剤は牛及び豚用のみに開発された製剤である。本剤は犬において致死を含む重篤な副作用を引き起こすおそれがあるので、牛及び豚以外の動物には使用しないこと。 ・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (牛及び豚に関する注意) ・本剤は筋肉内、静脈内及び腹腔内注射並びに経口投与には使用しないこと。 ・体重が16kg以下(投与量が0.5mL以下)の子豚には、特に正確な量を投与するため0.1mL目盛りのついた注射器を用いること。 ・本剤は搾乳牛(食用に供するために出荷する乳を泌乳している牛をいう)及び分娩予定日前28日間の乳用牛には使用しないこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・開封後は遮光して保存し、速やかに使い切ること。 ・本剤の保管は火気厳禁とすること。 ・本剤は魚及びある種の水棲生物に影響を与えることがあるので、容器及び残りの薬剤は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器にいれること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (牛及び豚に関する注意) ・本剤は注射時に疼痛及び注射部位の腫脹がみられることがあるが、疼痛は一過性であり、腫脹は通常2週間前後で消失する。 ・本剤は、牛では肩の前後の皮下に、また豚では頚部皮下に注射すること。 ・他の注射剤と同時に投与する時は、注射部位を変えること。 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・牛疥癬ダニの治療に本剤を用いる場合、かゆみ等の臨床症状は投与後2~3週間以内に消失するが、ダニは検出されることがある。 ・本剤はシラミの卵を殺さない。シラミの卵の孵化には最大3週間を要するので、投与後に孵化したブタジラミが認められる場合は本剤の再投与を行うこと。 ・外国における臨床試験では、豚鞭虫に対し80%の有効性を示した。 (取扱い上の注意) ・本剤投与時には、アルコール消毒又は煮沸消毒した注射器を用い、注射部位を消毒剤で消毒すること。注射部位での感染予防のため清潔な消毒済の注射針を用いること。 |
貯蔵方法 | 密封容器 |
備考 | ・社名変更(H29.12.1)メリアル・ジャパン株式会社→べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2006/08/10 | 猫 | 日本猫 | メス | 死亡 |