クリンエール・200
2025/03/18
品名 | クリンエール・200 |
---|---|
一般的名称 |
承認年月日 | 1:2000/06/28 2:2015/07/03 |
---|---|
承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2010/06/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 塩化ジデシルジメチルアンモニウム(80%)液 | (塩化ジデシルジメチルアンモニウムとして20.0g)25.0g/本品100mL中 |
包装単位 | 容量規格:ポリ容器 500mL、1L、5L、10L、18L、20L ポリ製ドラム 100L、200L 紙製コンテナー外装ポリ製容器 10L、18L、20L |
---|
使用禁止期間 | 飲水に添加する場合 鶏:食用に供するためにと殺する前5日間 |
---|---|
休薬期間 | 本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、めん羊、山羊、豚:5日間 鶏:3日間 |
効能効果 | 1)畜産領域 (1)畜・鶏舎の消毒 (2)搾乳器具・ふ卵器の消毒 (3)畜・鶏体の消毒 (4)乳房・乳頭の消毒 (5)種卵卵殻の消毒 (6)伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 2)家畜診療領域 (1)家畜診療・繁殖用器具器械の消毒 (2)外傷部位の消毒 (3)手術部位の消毒 |
用法用量 | 1) 畜産領域 (1)畜・鶏舎 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1,000~4,000倍希釈液)を、床面又は壁に適量散布するか又は適宜噴霧するか又は同濃度の水溶液で洗浄もしくは清拭する。 (2)搾乳器具・ふ卵器具 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1,000~4,000倍希釈液)を、適量散布するか又は同濃度の水溶液で洗浄もしくは清拭する。 (3)畜・鶏体 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1,000~4,000倍希釈液)を、畜・鶏体に直接噴霧する。畜体表面の真菌の消毒には、有効成分として0.05~0.1%となる温湯液(200~400倍希釈液)を畜体に直接噴霧する。 (4)乳房・乳頭 有効成分として0.005~0.01%となる水溶液(2,000~4,000倍希釈液)で,清拭又は洗浄する。 (5)種卵卵殻 有効成分として0.005~0.02%となる水溶液(1,000~4,000倍希釈液)を、噴霧するか又は有効成分として0.02~0.04%となる水溶液(500~1,000倍希釈液)で、清拭する。 (6)伝染病発生時の鶏の飲水の消毒 有効成分として0.00125~0.00167%(12,000~16,000倍希釈液)となるように鶏の飲水に希釈して用いる。 2) 家畜診療領域 (1)器具・器械 有効成分として0.01~0.02%となる水溶液(1,000~2,000倍希釈液)で、30分間以上浸漬するか又は有効成分として0.02~0.1%となる水溶液(200~1,000倍希釈液)で、清拭する。 (2)外傷部位 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(800~4,000倍希釈液)で、適宜湿布、清拭又は洗浄する。 (3)手術部位 有効成分として0.005~0.025%となる水溶液(800~4,000倍希釈液)で、適宜清拭又は洗浄する。 <休薬期間> 本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、めん羊、山羊、豚:5日間 鶏:3日間 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は獣医師の下で使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤を畜・鶏体への直接噴霧に用いた場合は、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、めん羊、山羊、豚:5日間 鶏:3日間 ・本剤を鶏の飲水添加により投与する場合は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・事故防止のため、作業時には防護メガネ、マスク、ゴム手袋等を着用すること。 ・作業後は、石けん等で手を洗うこと。 (対象動物の関する注意) ・本剤は伝染病発生時の飲水消毒以外、経口投与しないこと。 ・搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること。 ・手術部位の消毒に使用し、包帯をする場合は、通気性を十分考慮すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・有機物質等(糞、尿等の汚物、血液、血清、牛乳等)は、本剤の消毒効果を減弱させるので、水で十分に清拭又は洗浄して有機物質を除去してから使用すること。 ・希釈液は、使用の都度調製すること。 ・希釈液を調製する場合は、次のことに注意すること。 ①原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。 ②鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。 ③調製に使用する容器は、予め十分に水洗しておくこと。 ・大量の薬液が、活性汚泥法による汚水処理施設等に流入しないように注意すること。 ・他の殺虫剤や消毒剤と混用しないこと。 ・搾乳器具は、消毒後、水で十分に洗浄し、牛乳中に薬剤が混入しないようにすること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤は直射日光及び高温を避けること。 ・開封後はキャップをしっかりと閉めて保管すること。 ・薬液が魚類の生息する河川等に直接流入しないように注意すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・原液及び希釈液が、眼、皮膚、飲食物、被服、幼小児のおもちゃ等に直接かからないように注意すること。万一、眼や皮膚に付着した場合は、直ちに水で洗い流すこと。 原液及び希釈液を誤飲しないように注意すること。誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・アレルギー体質者等で、発赤、掻痒感等の過敏症状が現れた場合には、直ちに使用を中止すること。 (対象動物に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 | ・承継(H22/6/1)川崎製薬株式会社→共立製薬株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
---|---|
反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |