リマダイル錠25

2025/03/18

品名 リマダイル錠25
一般的名称
承認年月日 1:2000/10/23 2:2001/06/27 3:2002/03/01 4:2009/07/01 5:2017/10/10 6:2022/04/19 7:2024/11/01
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2010/06/01 2:2013/07/29
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 ゾエティス・ジャパン株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 神経系用薬
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 カルプロフェン 25.000mg/本剤1錠(182.5mg)中
包装単位 90mL、120mL、150mL、290mL及び325mL
       
上記ポリ容器に5錠、7錠、14錠、50錠、60錠、100錠、180錠あるいは250錠入れる。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 運動器疾患(骨関節炎等)に伴なう炎症及び疼痛の緩和
用法用量 犬:体重1kgあたりカルプロフェン4.4mgを1日量として,1日1回あるいは2回に分けて経口投与する。本剤は割線入りであるため,用量は1/2錠ずつの増量で算定する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・食品と区別し、保管すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合には、直ちに医師の診察を受けること。

(犬に関する注意)

・投薬期間中は犬の状態を観察し、もし異常が見られたら投薬を中止すること。

・本剤の投与により、副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・犬以外の動物には投与しないこと。

・体重2kg未満の犬には投与しないこと。

・妊娠中及び授乳中の犬には投与しないこと。

・肝あるいは腎に障害のある犬には極力投与を避けること。

・出血傾向のある犬には極力投与を避けること。

②重要な基本的注意

・本剤の使用に際しては、獣医師が14日ごとに診察し、その結果に基づいて処方日数を決めること。

③相互作用

・非ステロイド系及びステロイド系抗炎症剤と併用しないこと。

・本剤は非ステロイド系抗炎症剤であるため血漿蛋白結合能が高く、他の蛋白結合能の高い薬物を併用すると血漿蛋白との結合において競合し、本剤又は他の薬物の血漿中遊離体の濃度が変化して単独投与の場合より高くあるいは低くなることがある。したがって、本剤又は他の薬物の有効性及び安全性に変化が起きる場合があるので、他の蛋白結合能の高い薬物との併用には十分注意すること。なお、蛋白結合能の高い薬物としては、ヒトにおいて、抗凝固剤、炭酸脱水素酵素抑制剤及びループ利尿剤等一部の利尿剤、一部のACE阻害剤等がある。

④副作用

・本剤の投与により、ときに黒色便あるいは血様便が認められることがある。

・本剤の投与により、ときに一過性の食欲減退、元気消失、嘔吐及び下痢が見られることがある。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H22/6/1)ファイザー株式会社→ファイザー製薬株式会社→ファイザー株式会社

・承継(H25/7/29)ファイザー株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 米国
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰
1 2008/08/22 ポメラニアン オス 死亡
2 2009/03/26 ミニチュアダックスフンド メス 死亡
3 2011/03/03 スコティッシュフォールド オス 死亡
4 2012/09/26 ミニチュアダックスフント メス 死亡
5 2012/12/16 その他の中型種 メス 安楽死
6 2013/06/27 チワワ メス 死亡
7 2017/07/06 ポメラニアン メス 死亡
8 2017/12/25 ミニチュア・ダックスフント メス 回復
9 2018/02/07 トイ・プードル メス 死亡
10 2020/03/06 ヒト メス 不明
11 2021/02/04 不明 不明 死亡