ウルトラスキャンGP

2025/03/18

品名 ウルトラスキャンGP
一般的名称 超音波画像診断装置
承認年月日 1:2000/10/31 2:2005/03/17
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日 2002/09/27
再審査結果通知日
製造販売業者 グローバルピッグファーム株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 超音波画像による豚の妊娠診断を行う。
用法用量 1)スイッチをONする。ウオームアップとして10秒間待機する。モニタースクリーンに映像が現れる。
2)スクリーン向かって左横のコントラスト(CONTRAST)や明るさ(BRIGHTNESS)、出力調整(GAIN UP/GAIN DOWN)で、増幅度数を好みのレベルに合わせる。
3)ズーム調整(ZOOM UP/ZOOM DOWN)で診断深度を調整する。
4)実際に妊娠診断を実施する。
*プローブに超音波診断用ゲル(付属品)を十分つける。
*スイッチをONする。
*母豚或いは初産豚の後肢部腹側面に密着しながら、およそ45度から60度くらいの角度で反対側をねらってプローブを押し当てる。診断測定部位は子宮角で、他の鑑定器と全く同じ部位・要領である。
*受胎しているかどうかを視覚的に診断するのが目的であり、どちらか一方の子宮角で妊娠鑑定すればよいので、両方診断する必要はない。
5)妊娠初期は胎胞が黒く丸い物体として見られ、徐々に大きくなり、やがて脊椎や肋骨も構成されていく様が見られる。
6)使用後は、スイッチをOFFにする。
7)使用後はペーパータオル等で残った診断ゲルを拭き取り、特にプローブを保護するように常温保管する。
使用上の注意 安全・保管に関する注意
1)入手時すでに破損が確かめられている時、あるいは不審な時、決してスイッチを入れないで、弊社農場コンサルサービス部か担当獣医師に問い合わせてください。電気ショックを起こす場合があります。
2)精密な電機部品が使われていますから、落下したり、極度の振動を与えたりしないで下さい。不用意に落下させて破損が生じた場合も、直ちに弊社コンサルサービス部へ連絡の上、送付してください。
3)本体に付属しているバッテリーチャージャーは、ウルトラスキャンGPだけに使用できるものです。他社のバッテリーチャージャーを使用した場合は、故障の原因になるので避けましょう。このような故障は使用者の責任となりますかご注意下さい。バッテリーは常にチャージした状態で使用すること。使用のたびに必ずバッテリーチャージャーにバッテリーを戻しておくことがバッテリーの寿命を長くするこつです。最適な状況ではバッテリーはフル充電で2時間弱連続使用できます。また寿命は4年間です。
4)使用可能な温度は5℃~35℃ですが、保存は-10℃~40℃までを許容とします。これ以上の高温下或いは低温下で使用すると故障の原因になるかもしれません。最も嫌う条件は器械の中にほこりが混入したり水にぬれたりすることです。結露の発生しやすい場所や湿気の多い所、またほこりの極端に多い場所への保管は避けましょう。ぬらすと電子基板の腐食、ほこりっぽくて高温下では火災や使用者の感電の恐れもありますので十分な注意が必要です。
5)使用後は必ず電源をOFFにし、保管します。
6)プローブは元来もっとも敏感な部分なので、取扱いには十分な注意が必要です。腰の高さでも割れますし、強い衝撃を与えるとことも避けてください。また極端にプローブのコードを折り曲げたり、強い力で引っ張ったりすると故障の原因になります。器機のうちもっとも高価な部分です。細心の注意を施してください。
7)プローブの汚れは湿らしたペーパータオルで簡単にふき取り、薄めたガラスクリーナーを固く絞った布で丁寧に拭き取ることで十分です。しかし静電気の発生は嫌いますので乾いた布で強くふきとることは避けてください。静電気は、バッテリーチャージャーや電子用品の故障の原因になりかねます。
8)コネクターやスキャナーの内部には決して水を入れないように注意します。ガラスクリーナーを固く絞った布で拭き取るのはプローブと同じです。同じような布で良くふき取り、場合によってアルコール、次亜塩素酸あるいは漂白剤のようなもので消毒しても結構です。消毒の目的で2%のグルタルアルデヒド溶液で拭うこともお勧めします。
※使用上の注意を無視して故障の原因になった場合は、補償期間内であってもサービスで修理できないことをご承知下さい。ほとんどの修理は弊社で対応可能ですが、状況によってはメーカーへ送る必要もございます。

電気保全に関する使用上の注意
電気ショックを避けるため絶対に分解しないで下さい。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰