コバクタン

2025/04/14

品名 コバクタン
一般的名称
承認年月日 1:2000/11/22 2:2003/06/09 3:2017/08/08 4:2020/10/21 5:2023/01/25
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2004/12/01 2:2010/06/01 3:2019/01/01
届出年月日
再審査結果通知日 1:2017/07/11
製造販売業者 MSDアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 セフキノム硫酸塩 25mg(力価)/本品1mL中 セフェム系 第3世代セファロスポリン 硫酸セフキノム
包装単位 50mLのバイアル(ガラス容器)
使用禁止期間 牛:食用に供するためにと殺する前7日間又は食用に供するために搾乳する前36時間

豚:食用に供するためにと殺する前4日間
休薬期間
効能効果 有効菌種:本剤感受性のマンヘミア(パスツレラ)・ヘモリティカ、パスツレラ・ムルトシダ、アクチノバチルス・プルロニューモニエ

適応症:牛;肺炎

    豚;豚胸膜肺炎
用法用量 牛: 1日1回体重1kg当り本品0.04mL(セフキノム硫酸塩として1mg(力価))を3~5日間筋肉内に注射する。

豚:1日1回体重1kg当り本品0.04~0.08 mL(セフキノム硫酸塩として1~2 mg(力価))を3日間筋肉内に注射する。

投薬開始後3日以内に治療効果を確認し、効果がみられない場合には獣医師の判断に基づき薬剤の変更等を行うこと。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

【一般的注意】

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であってもそれを反復する投与は避けること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

【取扱い及び廃棄のための注意】

・よく振り混ぜてから使用すること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。

・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤を使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

【使用者に対する注意】 

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

【牛及び豚に関する注意】

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①重要な基本的注意

・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。

・本剤は第一次選択薬が無効である症例に限り使用すること。

②副作用

・本剤は、まれに過敏症反応を起こすことが考えられるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。

・本剤の投与により、牛で注射部位にときに一過性の腫脹が起こることがある。

③その他の注意

・2回目及びそれ以降の投与は、異なる部位に注射すること。
貯蔵方法 遮光保存、密封容器
備考 ・承継(H12/9/6)アンベティス ファーマ株式会社→三鷹製薬株式会社

・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社

・承継(H22/6/1)川崎製薬株式会社→共立製薬株式会社

・承継(H31.1.1)共立製薬株式会社→株式会社インターベット

・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰