ウロエース錠

2025/03/18

品名 ウロエース錠
一般的名称
承認年月日 1:2001/05/08 2:2002/09/30
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2014/04/01
届出年月日
再審査結果通知日 1:2008/08/21
製造販売業者 あすかアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 代謝性用薬
規制区分 要指示医薬品
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 酢酸オサテロン 2.5mg/1錠100mg
包装単位 7錠,10錠,35錠,50錠,70錠,100錠
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 犬の前立腺肥大症
用法用量 体重1kgあたり酢酸オサテロンとして,1回0.25~0.50mgを1日1回経口投与する。
使用上の注意 【基本的事項】

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・投与期間は7日間とし、それ以上は継続して使用しないこと。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤投与後は、石けん等で手をよく洗うこと。

(犬に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

【専門的事項】

①対象動物の使用制限等

・重篤な肝障害、肝疾患を有する犬には投与しないこと。

・糖尿病を併発している犬には投与しないこと。

・副腎皮質機能に異常を認める犬には投与しないこと。

・その他の疾病に罹患した犬に投与する場合は、投与後の経過を観察し、必要に応じて臨床検査を行うこと。

②重要な基本的注意

・本剤による前立腺肥大症に対する治療は、根治療法ではないことに留意し、本剤投与により期待する効果が得られない場合には、手術療法等他の適切な処置を考慮すること。なお、前立腺腫瘍及び前立腺膿瘍等の前立腺過形成以外の疾患等において、本剤の有効性は確認されていない。

③副作用

・本剤投与により、ときに肝機能検査値の異常が認められることがある。

・本剤投与により、精液量の減少及び精子奇形率の増加等の精液性状の悪化が見られることがある。これらによる繁殖への影響は、確認されていない。

・本剤投与により、血中コルチゾール値の低下を認めることがある。

④その他の注意

・薬剤交付時、PTPシート(錠剤の入ってるシート)から取り出して服用させるように指導すること。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H26/4/1)あすか製薬株式会社→あすかアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルグ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰
1 2007/03/02 ウェルシュコーギー オス 死亡
2 2007/12/28 マルチーズ オス 死亡
3 2012/11/26 サルーキ オス 死亡