タロバック EDS
2025/03/18
品名 | タロバック EDS |
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一般的名称 | 産卵低下症候群-1976(油性アジュバント加)不活化ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2001/10/22 2:2013/02/26 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2011/07/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2005/03/30 |
製造販売業者 | ワクチノーバ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年3カ月間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 産卵低下症候群-1976ウイルス McFerran127株 発育あひる卵感染尿膜腔液(シード)(不活化前ウイルス量) | 10(10.6)EID50以上/液状不活化ワクチン1ボトル(500mL)中 |
包装単位 | 500mL用量のポリエチレン製小分容器に500mLずつ分注し、密栓、1容器毎に紙箱に収納 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 産卵低下症候群-1976(EDS-76)の予防 |
用法用量 | 5週齢以上の鶏(採卵鶏及び種鶏)に、1羽当たり0.5mLを頚背部(頚部中央部或いはそれより下部)の皮下又は胸部筋肉内に注射する。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方せん・指示により使用すること。 (2)本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (4)本剤は、食鳥処理場出荷前10か月間は、鶏への注射を行わないこと。 (5)本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 【使用者に対する注意】 (1)ワクチン注射時には手袋等を着用すること。 (2)誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば医師の診察を受けること。その際、動物用油性アジュバント加ワクチンを誤って注射されたことを医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 本ワクチンの成分の特徴 _______________________________________ 抗 原 アジュバント _______________________________________ 人獣共通感 微生物の 有無 種類 微生物名 染症の当否 生・死 _______________________________________ 産卵低下症候群- ・軽質流動パラフィン 1976 ウィルス 否 死 有 ・ソルビトール・モノ Mcferran 127株 オレイン酸エステル _______________________________________ 本ワクチン株は人に対する病原性はない。 本ワクチンに関するお問い合わせは下記までお願い致します。 ワクチノーバ株式会社 ワクチン相談窓口 〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目24番8号 TEL:03-6895-3710 FAX:03-6895-3711 【鶏に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤は、肉用鶏には使用しないこと。 (2)本剤の注射前には健康状態について観察し、次の何れかに該当する異常を認めた鶏には慎重に投与すること。 ・元気、食欲がないもの。 ・運動の異常、異常呼吸音や下痢など臨床上異常が認められるもの。 ・病気の治療中又は治癒後間もないもの。 ・他のワクチン接種や移動によりストレスを受けているもの。 ・発育が悪く、明らかな栄養障害があるもの。 (3)本剤を産卵開始前(4週間以内)や産卵中の鶏に注射した場合、産卵開始の遅延或いは産卵低下を引き起こすことがあるので、これらの時期には注射しないこと。 2.副反応 (1)本剤は、注射後に注射部位の腫脹・硬結、顔面腫脹、一過性の食用減退及び脱水等が認められることがある。特に注射方法が不適当な場合に起こり易いので、注射部位を厳守すること。 (2)副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けること。 3.相互作用 本剤には他のワクチンや薬剤を加えて使用しないこと。 4.適用上の注意 (1)注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 (2)注射針は、滅菌済みの長さ7~10mm、太さ18~20ゲージのものを使用すること。また、注射中は汚染を避けるために、時々滅菌した注射針と取り替えること。 (3)ワクチン容器のゴム栓は、消毒用アルコールで消毒し、衛生的に扱うこと。 (4)油性アジュバントのワクチンは粘稠度が高いので、予め室温程度に戻してから使用すること。また、ワクチンはよく振り混ぜて均一にして使用すること。使用中にも時々振り混ぜること。 (5)ワウチン注射後は使用管理等に十分注意し、過酷な輸送や移動などのストレスを与えないこと。 【取扱い上の注意】 (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)破損を防ぐため、強い衝撃を与えないこと。 (4)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切る場合があるので、手袋を着用するなど十分注意すること。 (5)一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌混入や効力低下の恐れがあるので、使用しないこと。 (6)使い残りのワクチンは紙等で吸い取り可燃物として処分し、また、容器は地方公共団体条例等に従い処分すること。 (7)使用済の注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 (8)使用した器具・器材は、油成分が残存しないよう十分洗浄すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かないところに保管すること。 (2)直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので避けること。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 | ・承継(H23/7/1付け)株式会社 ゲン・コーポレーション→ワクチノーバ株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | ニュージーランド |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |