水産用QTC20%散「KS」

2025/05/13

品名 水産用QTC20%散「KS」
一般的名称
承認年月日 1:2002/04/08 2:2004/06/09 3:2012/12/19 4:2021/01/27
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2004/12/01 2:2010/06/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 オキシテトラサイクリンアルキルトリメチルアンモニウムカルシウム塩 200mg(力価)/本品1g中 テトラサイクリン系 テトラサイクリン系 アルキルトリメチルアンモニウムカルシウムオキシテトラサイクリン
包装単位 100g、500g、1kg、3kg、5kg、10kg
使用禁止期間 本剤投与後下記の期間は食用に供する目的で水揚げを行わないこと。

すずき目魚類:食用に供するために水揚げする前20日間

かれい目魚類:食用に供するために水揚げする前40日間
休薬期間
効能効果 オキシテトラサイクリン感受性菌による下記疾病魚類の死亡率の低下

スズキ目魚類:連鎖球菌症、ビブリオ病

カレイ目魚類:連鎖球菌症
用法用量 魚体重1kg当たり、1日量オキシテトラサイクリンとして次の量を餌料に均一に混ぜて投与する。

スズキ目魚類:50mg(力価)

カレイ目魚類:50mg(力価)
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、すずき目魚類の連鎖球菌症、ビブリオ病及びかれい目魚類の連鎖球菌症を治療するために使用し、すずき目魚類若しくはかれい目魚類以外の魚又は動物には使用しないこと。

・本剤は、適切な量で使用しないと期待される治療効果が得られず、これを超えて使用した場合には、思わぬ副作用が発生するおそれがあることから、定められた用法及び用量に従って正しく使用すること。

・本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。また、治療効果の有無にかかわらず、8日間以上の連続投与は避け、繰り返し使用しないこと。

・本剤は、指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・本剤の取扱い時には、保護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。

・本剤は、小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの空容器等は、地方公共団体条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。

・本剤を廃棄する場合には、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い適切に処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・オキシテトラサイクリンには、起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては眼や皮膚に付着しないよう注意すること。もし、本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。

・オキシテトラサイクリンには、ヒトや実験動物に対する催奇形性に関する報告があるので、妊娠中の女性が投与作業を行う場合は注意すること。

(取扱い上の注意)

・開封後は速やかに使用すること。

・本剤は、よく振り混ぜてから使用すること。

(専門的事項)

重要な基本的注意

・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。

貯蔵方法 密閉容器
備考 ・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社
品名変更:水産用QTC「ミタカ」20%散→水産用QTC20%散「KMK」

・承継(H22/6/1)川崎製薬(株)→共立製薬(株)
品名変更:水産用QTC20%散「KSK」→水産用QTC20%散「KS」

反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ドイツ、オーストリア、イタリア、スロベニア、チェコ共和国、スロバキア、ベルギー、ルクセンブルク、、アメリカ合衆国
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰