アモスタックLA注

2025/03/18

品名 アモスタックLA注
一般的名称
承認年月日 1:2001/10/12 2:2002/04/12 3:2002/09/30
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2005/03/31 2:2010/04/26 3:2022/04/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 明治アニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 3年間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 アモキシシリン水和物 150mg(力価)/1mL ペニシリン系 ペニシリン系 アモキシシリン
包装単位 10,20,50,100mLのバイアル(ガラス容器)
使用禁止期間 牛(搾乳牛を除く。):食用に供するためにと殺する前35日間
豚:食用に供するためにと殺する前28日間
休薬期間
効能効果 有効菌種 パスツレラ ムルトシダ、マンヘミア(パスツレラ) ヘモリティカ、アクチノバシラス プルロニューモニエ

適応症

  牛:パスツレラ肺炎
  豚:胸膜肺炎
用法用量  体重1kg当たりアモキシシリンとして下記の量を1回筋肉内に注射する。

   牛(搾乳牛を除く):15mg(力価)
   豚         :15mg(力価)

なお、症状により反復投与が必要なときは、48時間後に再度同量を注射する。
使用上の注意 「基本的事項」

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は動物用医薬品であるため、人体用に使用しないこと。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の投与に止めること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・よく振とうし、均一な懸濁液としてから使用すること。

・使用時には、ゴム栓を70%エタノールで消毒すること。

・本剤を分割使用する場合は、速やかに使用すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある者に注射作業を行わせないこと。

・誤って人に注射した場合は、直ちに医師の診察を受けること。

(牛・豚に対する注意)

・本剤は搾乳牛(食用に供するために出荷する乳を泌乳している牛をいう)には投与しないこと。

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①重要な基本的注意

・本剤は筋肉内に注射すること(再度投与する場合は同一部位を避けること。)。

・本剤は注射部位に腫脹・硬結を起こすことがあるので1回の投与量が多い場合には、注射部位を変えること。

・注射針を刺入したとき疼痛を訴えたり、血液の逆流を見た場合には直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。

・他の薬剤との混合は避けること。

・本剤はペニシリナーゼ産生菌には通常奏効しないので、この場合は他の薬剤を使用すること。

②副作用

・本剤はまれに過敏症反応を起こすことがあるので、投薬前に使用経歴や反応の有無を調べ、陽性動物には投与を避けること。なお、上記症状が現れた場合は投与を中止し、強心剤、気管支拡張剤、昇圧剤、抗ヒスタミン剤又はコーチゾーン等の投与及び輸液、人工呼吸等の処置を行うこと。
貯蔵方法 密封容器
備考 ・承継(H17/3/31)第一ファインケミカル株式会社→田村製薬株式会社

・承継(H22/4/26)田村製薬株式会社→明治製菓株式会社

・動物医薬品製造販売業許可関係事項変更届書(農林水産省平成23年4月18日接受、変更年月日平成23年4月1日に基づき、製造販売業者名を「明治製菓株式会社」から「Meiji Seika ファルマ株式会社」に変更した。

・承継(R4.4.1付):Meiji Seika ファルマ株式会社→明治アニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 米国、カナダ、オーストラリア、日本
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰