動物用タイラン200注射液
2025/03/18
品名 | 動物用タイラン200注射液 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2002/07/24 2:2003/12/05 3:2010/08/20 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日本全薬工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 24カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | タイロシン塩基(タイロシン塩基原液) | 200mg(力価)/本品1mL中 | マクロライド系 | 16員環マクロライド | タイロシン |
包装単位 | 50mL、100mL及び250mLの遮光バイアル(ガラス容器) |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前28日間又は食用に供するために搾乳する前96時間 豚:食用に供するためにと殺する前28日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 マイコプラズマ、キャンピロバクター、豚丹毒菌 本剤感性の次の菌種;ブドウ球菌、レンサ球菌 適応症 牛:肺炎、乳房炎、子宮内膜炎 豚:肺炎、豚丹毒、細菌性下痢症、細菌性関節炎 |
用法用量 | 1日1回、体重1kg当たりタイロシンとして下記により筋肉内に注射する。 牛:4~10mg(力価)、 1~5日 豚:2~10mg(力価)、 1~3日 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。 ・本剤の使用に当たっては、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。 ・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・注射器具は滅菌されたものを使用すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 ・本剤は他剤と混合すると沈殿を生じることがあるので注意すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・本剤には起炎性があるとの文献報告があることから、取扱いに際しては目や皮膚に付着しないように注意すること。目や皮膚に付着した場合には、直ちに水で洗い流すこと。 ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (牛及び豚に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・本剤は1回の投与量が多い場合または連続投与する場合は、注射部位を変えるか、または分割して投与すること。特に腫脹や硬結、疼痛などの作用発現の軽減には、注射部位を頚側にし、または投与を分割し、部位を変えて注射するとよい。 「専門的事項」 (副作用) ・本剤は注射部位に腫脹や硬結、疼痛を起こすことがある。 ・本剤は一過性に外陰部や肛門周囲の腫脹(浮腫)が認められることがある。特に牛に投与する場合、赤色尿が認められることがある。 |
貯蔵方法 | 遮光した密封容器 |
備考 | |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2003/04/25 | 牛 | ホルスタイン | メス | 回復 |