“京都微研„キャトルウィン-Cl5
2025/03/18
品名 | “京都微研„キャトルウィン-Cl5 |
---|---|
一般的名称 | 牛クロストリジウム感染症5種混合(アジュバント加)トキソイド(シード) |
承認年月日 | 1:2002/12/24 2:2005/03/23 3:2012/02/20 4:2012/08/22 5:2019/02/05 6:2022/03/04 |
---|---|
承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2010/07/26 |
製造販売業者 | 株式会社微生物化学研究所 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後1年7カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 気腫疽菌沖縄F株(シード)培養上清濃縮液 | (鞭毛蛋白量640μg以上)/1バイアル(20mL)中 | |||
2 | クロストリジウム・セプチカムNo.44T株(シード)培養上清濃縮液 | (α毒素:トキソイド化前細胞毒素活性 128,000CU以上)/1バイアル(20mL)中 | |||
3 | クロストリジウム・ノビイB型菌 CN1025T株(シード) 培養上清濃縮液 | (α毒素:トキソイド化前細胞毒素活性 64,000CU以上)/1バイアル(20mL)中 | |||
4 | クロストリジウム・パーフリンゲンスA型菌PB6KT株(シード) 培養上清濃縮液 | (α毒素:トキソイド化前レシチナーゼ活性 1,280EYU以上)/1バイアル(20mL)中 | |||
5 | クロストリジウム・ソルデリー 3703T株(シード) 培養上清濃縮液 | (LT:トキソイド化前細胞毒素活性 640,000CU以上、HT:トキソイド化前細胞毒素活性 1,280CU以上)/1バイアル(20mL)中 |
包装単位 | 20mL容量ガラスバイアルに20mL分注し、ゴム栓で密栓、1本を紙箱に収納する。 |
---|
使用禁止期間 | |
---|---|
休薬期間 | |
効能効果 | 気腫疽、悪性水腫及びクロストリジウム・パーフリンゲンスA型菌による壊死性腸炎の予防 |
用法用量 | 3か月齢以上の牛の臀部筋肉内に1回2mLを1か月間隔で2回注射し、その後6か月間隔で注射する。2回目の注射は、1回目の注射とは異なる部位に行う。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1 守らなければならないこと (一般的注意) (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は効能又は効果において定められた目的にのみ使用すること。 (3)本剤は定められた用法及び用量を厳守すること。 (4)投与経路(臀部筋肉内注射)を厳守すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)使用時よく振り混ぜて均一とすること。 (5)注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。 なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 (6)ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。 (7)注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 (8)注射器具(注射針)は1頭ごとに取り替えること。 (9)一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (10)小児の手の届かないところに保管すること。 (11)直射日光、加温又は凍結は本剤の品質に影響を与えるので、避けること。また、凍結すると容器が破損することがある。 (12)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 (13)使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2 使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) (1)誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本ワクチン成分の特徴 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 抗 原 アジュバント 微生物名 _____________ ____________ 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 _______________________ 気腫疽菌 否 トキソイド _______________________ クロストリジウム 当 トキソイド ・セプチカム _______________________ 有 リン酸アルミ クロストリジウム 否 トキソイド ニウムゲル ・ノビイB型菌 _______________________ クロストリジウム 当 トキソイド ・パーフリンゲンス A型菌 _______________________ クロストリジウム 当 トキソイド ・ソルデリー ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (2)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 (3)事故防止のため、作業時には厚手の手袋等を着用すること。 (牛に関する注意) (1)本剤の注射後、一過性の発熱、元気消失、食欲不振を認めることがあるが、通常4日以内に回復する。 (2)本剤の注射後、注射部位に一過性の腫脹、硬結が認められる場合がある。 (3)本剤の注射後、激しい運動は避けること。 (4)本剤の注射後、少なくとも2日間は安静に努め、移動等は避けること。 (5)副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱いに関する注意) (1)ワクチン容器は破損をするおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (専門的事項) 1 警告 (1)本剤の注射前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は注射しないこと。 2 対象動物の使用制限等 (1)牛が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射の適否の判断を慎重に行うこと。 ・発熱、下痢、重度の皮膚疾患など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・交配後間がないもの、分娩間際のもの又は分娩直後のもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 3 重要な基本的注意 (1)クロストリジウム・パーフリンゲンスにおいて移行抗体価が高い牛では、抗体応答が低くなる事例が認められるので、注射時期や回数を考慮すること。 4 その他の注意 (1)本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
---|---|
反芻動物由来物質原産国名 |