水溶性デキサ注「KS」
2025/05/27
品名 | 水溶性デキサ注「KS」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2002/12/20 2:2018/12/29 3:2021/11/04 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2004/12/01 2:2010/06/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 代謝性用薬 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | リン酸デキサメタゾンナトリウム | 1.093mg/本品1mL中 |
包装単位 | 20、40、50、100mLガラスバイアル 20mL/ガラスバイアル:1、5、10、20本入り 40mL/ガラスバイアル:1、5、10本入り 50mL/ガラスバイアル:1、5、10本入り 100mL/ガラスバイアル:1、5、10本入り |
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使用禁止期間 | 牛(静脈内注射):食用に供するためにと殺する前8日間又は食用に供するために搾乳する前60時間 牛(皮下注射):食用に供するためにと殺する前12日間又は食用に供するために搾乳する前48時間 馬:食用に供するためにと殺する前7日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 牛:ケトン症、筋炎 馬:関節炎、筋炎、腱炎、腱鞘炎 |
用法用量 | 1頭当たりデキサメタゾンとして、下記量を1日1回皮下又は静脈内に注射する。 牛:5~10mg(本剤として6~12mL) 馬:5mg(本剤として6mL) |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) ・本剤が皮膚に付着したときは、石けん等でよく洗うこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避け、遮光すること。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (牛及び馬に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱い上の注意) ・開封後は速やかに使用すること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤に対して、過敏症の既往歴のある動物には使用しないこと。 ・本剤は妊娠動物に投与すると流死産、後産停滞を起こすことがあり、また実験動物において催奇形性を示したとの報告があるので、妊娠動物に対しては、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ投与すること。 ②重要な基本的注意 ・本剤は筋肉内注射は行わないこと。 ・本剤は副腎皮質ホルモン系薬剤であるので、対象動物の症状及びその程度を十分に考慮して、使用の是非を慎重に判断すること。 ・本剤は長期投与すると一過性の精巣機能低下を起こすという報告があるので、対象動物の症状及びその程度を十分に考慮して投与すること。 ③副作用 ・本剤は泌乳量を減少させることがあるので、この様な症状があらわれた場合には投与を中止する等して観察を十分に行い、その後の投与の可否について検討すること。 ・本剤は感染症を悪化させたり、ときに誘発感染症を起こすことがあるので、観察を十分に行い、この様な症状があらわれた場合には適切な処置を取ること。 |
貯蔵方法 | 遮光した密封容器 |
備考 | ・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社 品名変更:水溶性デキサ注「ミタカ」→水溶性デキサ注「KMK」 ・承継(H22/6/1)川崎製薬(株)→共立製薬(株) ・品名変更:水溶性デキサ注「KSK」→水溶性デキサ注「KS」 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2024/09/12 | 牛 | 黒毛和種 | オス | 死亡 |