カイザード注
2025/03/18
品名 | カイザード注 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2003/01/30 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 富士ケミカル工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 内寄生虫駆除剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | イベルメクチン(フジ) | 10mg/mL |
包装単位 | 100mL、50mL、20mLガラス製バイアル 100mL×10 100mL×5 50mL×10 50mL×5 20mL×10 20mL×5 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷を行なわないこと。 牛(搾乳牛を除く):食用に供するために、と殺する前40日間 豚 :食用に供するために、と殺する前35日間 |
効能効果 | 牛(搾乳牛及び分娩予定日前28日間の乳用牛を除く)及び豚の下記の内部寄生虫及び外部寄生虫の駆除 牛:内部寄生虫-オステルターグ胃虫、牛捻転胃虫、牛腸結節虫、クーペリア、 毛様線虫及び牛肺虫 外部寄生虫-疥癬ダニ(食皮ヒゼンダニ) 豚:内部寄生虫-豚回虫、豚腸結節虫、及び豚糞線虫 外部寄生虫-疥癬ダニ(穿孔ヒゼンダニ) |
用法用量 | 牛(搾乳牛及び分娩予定日前28日間の乳用牛を除く。):1回1kg当たり本剤0.02mL(イベルメクチンとして体重1kg当たり200μg)を皮下注射する。 豚:1回1kg当たり本剤0.03mL(イベルメクチンとして体重1kg当たり300μg)を皮下注射する。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 ① 本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ② 本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ③ 本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 【対象動物に対する注意】 1 制限事項 ①本剤を乳用牛に使用する場合は、泌乳期及び分娩予定前28日以内には使用しないこと。 ②本剤は牛及び豚用のみに開発された製剤である。本剤は犬において致死を含む重篤な副作用を引き起こす報告があるので、牛及び豚以外の動物には使用しないこと。 2 副作用 本剤は注射時に疼痛及び注射部位の腫脹がみられることがあるが、疼痛は一過性であり、腫脹は2週間前後で消失する。 3 適用上の注意 ①本剤は筋肉内、静脈内及び腹腔内注射並びに経口投与には使用しないこと。 ②本剤は牛では肩の前後の皮下に、また豚では頚部皮下に注射すること。 ③本剤投与時には、アルコール消毒または煮沸消毒した注射器を用い、注射部位を消毒剤で消毒すること。注射部位での感染予防のため、清潔な消毒済の注射針を用いること。 ④体重が16kg以下(投与量が0.5mL以下)の子豚には、特に正確な量を投与するため0.1mLの目盛りの付いた注射器を用いること。 ⑤他の注射剤と同時に投与する時は、注射部位を変えること。 ⑥牛疥癬ダニの治療に本剤を用いる場合、カユミ等の臨床症状は投与後2~3週間以内に消失するが、ダニは検出されることがある。 【取扱い上の注意】 ①イベルメクチンは土と容易に結合して不活化されるが、遊離したイベルメクチンは魚及びある種の水棲生物に影響を与えることがあるので、使用済み空容器及び残りの薬剤は焼却すること。 ②変色が認められた場合には使用しないこと。 【保管上の注意】 ①小児の手の届かないところに保管すること。 ②本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。 ③誤用を避けるため、また品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。 |
貯蔵方法 | |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |