イムトップーIBD

2025/05/01

品名 イムトップーIBD
一般的名称 鶏伝染性ファブリキウス嚢病生ワクチン(ひな用)
承認年月日 1:2003/03/28 2:2004/06/01 3:2005/05/12
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2004/06/01 2:2007/04/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社 科学飼料研究所
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間 1年9カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 弱毒伝染性ファブリキウス嚢病ウイルス YH-91・CLC-9株 10(6.5)TCID50以上/乾燥生ワクチン1バイアル(1,000羽分、凍結乾燥前3mL)中
包装単位 10mL又は20mL容量のガラスバイアル瓶にそれぞれ3mL(1,000羽分)又は9mL(3,000羽分)充填し、凍結乾燥、密栓して紙箱に収納。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 鶏伝染性ファブリキウス嚢病の予防
用法用量 乾燥ワクチンを適量の飲用水で溶解し、さらに日齢に応じた量の飲用水に溶解して、70日齢以下の鶏に1羽当たり1羽分になるように飲水で投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

(使用者に対する注意)

・作業時には防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないように注意すること。

・作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。

(鶏に関する注意)

・本剤の投与前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は投与しないこと。

・鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。

・元気消失、食欲不振、発熱、下痢、呼吸器症状等臨床上異常が認められるもの。

・疾病の治療中又は冶癒後間もないもの。

・明らかな栄養障害が認められるもの。

・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。

・使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って目、鼻、口へ入った場合は、適切な処置をとること(必要があれば本説明書を持参し、医師の診察を受けること)。

   本ワクチン成分の特徴                          
_______________________________________
               抗   原      アジュバント       
   微生物名   _____________________________
           人獣共通感   微生物の   有無   種類      
           染症の当否   生・死                 
_______________________________________
弱毒伝染性ファブリ    否      生      無    ・      
キウス嚢病ウイルス                              
_______________________________________

・ワクチンバイアル内は、真空であるため衝撃により割れて飛び散る恐れがあるので、注意すること。

・開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。

(鶏に関する注意)

・移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので、投与時期を考慮すること。

・本剤の投与後は、飼育管理に十分注意し、過酷な輸送や移動などのストレスを与えないこと。

・ワクチンウイルスの他鶏群への拡散を防止するため、免疫群は隔離すること。

・本剤投与前後24時間は、消毒剤や他の薬剤の対象鶏への使用を控えること。

・副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けるよう指導するとともに、副反応に対して適切な処置を行うこと。

(取扱いに関する注意)

・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や力低下のおそれがあるので、使用しないこと。

・溶解後は速やかに使用すること。

・投与に用いる器具は、消毒剤を含まないきれいな水で洗浄すること。

・飲水用の水は、井戸水、清水等を使用すること。水道水を使用する場合は、煮沸後冷却したもの、汲み置きしたもの、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)を0.01~0.02w/v%の割合、あるいはスキムミルクを0.25%の割合で添加したものを使用すること。

・本剤をすべての鶏に均一に投与するために、以下の点に留意すること。

・飲水器は鶏の数に見合った数を用意すること。

・本剤投与前2、3時間は断水すること。

・2、3時間で飲み終える量に調製すること。

・本剤をすべて飲み終えたことを確認してから、通常の飲水に戻すこと。
貯蔵方法 2~5℃
備考 ・承継(H16/6/1)株式会社 科学飼料研究所→日本ファマシー株式会社

・承継(H19/4/1)日本ファマシー株式会社→株式会社科学飼料研究所
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オーストラリア、ニュージーランド、米国
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰