ビニューバックス SE
2025/04/01
品名 | ビニューバックス SE |
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一般的名称 | 鶏サルモネラ症(サルモネラ・エンテリティディス)(油性アジュバント加)不活化ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2003/03/11 2:2007/12/07 3:2009/11/12 4:2023/03/02 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2008/10/28 |
製造販売業者 | ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後2年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | サルモネラ・エンテリティディスLB111株(シード) | (OD値から換算した菌数)約3.75×10(11)CFU以上/1本(300mL)中 |
包装単位 | 300mL容量ポリバイアル瓶に300mLずつ分注し、紙箱に1本ずつ包装する。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 種鶏又は採卵鶏の腸管におけるサルモネラ・エンテリティディスの定着の軽減 |
用法用量 | 5週齢以上の種鶏又は採卵鶏の脚部筋肉内に1羽当たり0.3mL注射する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (3)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (4)採卵鶏又は種鶏を廃鶏として食鳥処理場へ出荷する場合は、本剤は出荷前38週間は使用しないこと。 (5)本剤を投与した鶏は、ひな白痢の抗体検査で陽性を示す。従って、本剤を種鶏に使用する場合は、標識した無投与鶏を1%程度残し、家畜防疫対策要綱に基づくひな白痢及び鶏のサルモネラ症の防疫対策に支障がないようにすること。また、本剤を種鶏に使用する場合は事前に最寄りの家畜保健衛生所に相談の上、指示を受けること。 (6)本剤の注射と併せて、国が定めた鶏卵のサルモネラ総合対策指針に基づき総合的な衛生管理対策を実施すること。 (鶏に関する注意) (1)本剤は肉用鶏には投与しないこと。 (2)本剤の注射前には健康状態について検査し、重篤な疾病を認めた場合は投与しないこと。 (3)鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与適否の判断を慎重に行うこと。 •発熱、下痢、重度の皮膚疾患など臨床上異常が認められるもの。 •疾病の治療を継続中又は治癒後間がないもの。 •明らかな栄養障害があるもの。 •他のワクチン投与や移動などによりストレスを受けているもの。 (4)投与部位を厳守すること。 (5)投与部位は消毒し、注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 (6)本剤投与前後24時間は、対象鶏への投薬や消毒剤の使用は避けること。 (7)本剤の投与と併せて、鶏移動後の消毒を徹底するなど環境の清浄化を図ること。 (取扱い及び廃棄のための注意) (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 (4)注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 (5)小児の手の届かないところに保管すること。 (6)直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 (7)使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器、使い残りのワクチン及びその容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) (1)誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば医師の診察を受けること。その際、動物用油性アジュバント加ワクチンを誤って注射されたことを医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 本ワクチン成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント ________________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 __________________________________________ サルモネラ・ 当 死 有 油性アジュバンド エンテリティディス 油性成分:流動パラフィン その他:モノオレイン酸ソル ビタン、ポリソルベート80 __________________________________________ 本剤のワクチン株は、不活化されており感染性はない。 (2)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、手袋などを着用すること。 (鶏に関する注意) (1)本剤の投与後、激しい運動は避けること。 (2)本剤の投与後は、温度管理等に十分に注意し、移動などのストレスを与えないこと。 (3)油性アジュバント加不活化ワクチンは、投与後に注射部位に腫脹、硬結等が認められる場合がある。 (4)副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱い上の注意) (1)本剤は室温に戻してから使用すること。 (2)よく振り混ぜてから使用すること。連続して複数の鶏に投与する場合は、途中で振盪を繰り返すこと。 (3)油性アジュバント加不活化ワクチンを投与するのに適当な注射筒を使用すること。 (その他の注意) 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又 は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~8℃ |
備考 | ・社名変更(H29.12.1)メリアル・ジャパン株式会社→べーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2023/11/02 | 人 | メス |