日生研豚APM不活化ワクチン
2025/03/18
品名 | 日生研豚APM不活化ワクチン |
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一般的名称 | 豚アクチノバシラス・プルロニューモニエ(1・2・5型、組換え型毒素)感染症・マイコプラズマ・ハイオニューモニエ感染症混合(アジュバント加)不活化ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2003/06/27 2:2005/05/11 3:2013/12/04 4:2020/10/02 5:2022/06/10 6:2023/07/06 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2011/07/01 |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | アクチノバシラス・プルロニューモニエ41-1株(血清型1)(シード)不活化菌 | 総菌数5×10(10)~2.5×10(11)個/1バイアル100mL中 | |||
2 | アクチノバシラス・プルロニューモニエSHP-1株(血清型2)(シード)不活化菌 | 総菌数5×10(10)~2.5×10(11)個/1バイアル100mL中 | |||
3 | アクチノバシラス・プルロニューモニエNg-2株(血清型5)(シード)不活化菌 | 総菌数5×10(10)~2.5×10(11)個/1バイアル100mL中 | |||
4 | 組換え大腸菌で産生される無毒変異型アクチノバシラス・プルロニューモニエ細胞毒素(rApx)rApxⅠタンパク(シード) | タンパク量4~6mg/1バイアル100mL中 | |||
5 | 組換え大腸菌で産生される無毒変異型アクチノバシラス・プルロニューモニエ細胞毒素(rApx)rApxⅡタンパク(シード) | タンパク量4~6mg/1バイアル100mL中 | |||
6 | 組換え大腸菌で産生される無毒変異型アクチノバシラス・プルロニューモニエ細胞毒素(rApx)rApxⅢタンパク(シード) | タンパク量4~6mg/1バイアル100mL中 | |||
7 | マイコプラズマ・ハイオニューモニエMI-3株(シード)不活化菌 | 総菌数5×10(9)個以上/1バイアル100mL中 |
包装単位 | 20mL、50mL及び100mL容量のガラス製バイアルにそれぞれ10頭分、25頭分及び50頭分、又は100mL容量のプラスチック容器 に25頭分あるいは50頭分の成分及び分量が担保される規定量分注し密栓、直接の被包である紙製組箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 豚のアクチノバシラス・プルロニューモニエ血清型1、2及び5菌感染症の予防ならびに豚のマイコプラズマ肺炎による肺病変形成の抑制ならびに増体重抑制及び飼料効率低下の軽減 |
用法用量 | 3週齢以上の豚に3~5週間隔で1回2mLずつを2回、筋肉内に注射する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) ①守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 [使用者に対する注意] 作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。 [豚に関する注意] (1)本剤の注射前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は注射しないこと。 (2)豚が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射の適否の判断を慎重に行うこと。 ・発熱、咳、下痢又は重度の皮膚疾患など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)小児の手の届かないところに保管すること。 (5)直射日光又は凍結は、品質に影響を与えるので避けること。 (6)注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、常温まで冷えたものを使用すること。 (7)使用時よく振り混ぜて均一とすること。 (8)本剤容器のゴム栓は、70%アルコールで消毒し、滅菌済みの注射針をゴム栓から刺し込み、ワクチンを注射器内に吸引して使用すること。ゴム栓を取り外しての使用は、雑菌混入のおそれがあるので避けること。 (9)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 (10)使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 ②使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] (1)誤って人に本剤を注射した場合は、患部の消毒等適切な処置を取ること。誤って注射された者は、必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本ワクチン成分の特徴 _________________________________________ 抗 原 アジュバント 微生物名 ______________ ______________ 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 __________________________ アクチノバシラス・ プルロニューモニエ (血清型1、2及び5) 否 死 アルミニ ウムゲル __________________________ 有 アクチノバシラス・ 死 プルロニューモニエ (組換え大腸菌 細胞毒素 否 産生無毒変異型 (rApxⅠ、Ⅱ及びⅢ) 細胞毒素) _________________________ マイコプラズマ・ ハイオニューモニエ 否 死 _________________________________________ (2)ワクチン瓶は破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 [豚に関する注意] (1)本剤の注射後、少なくとも1~2日間は安静に努め、移動や激しい運動は避けるようにすること。また、温度管理等に十分に注意し、豚に与えるストレスの軽減に努めること。 (2)副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けるとともに、副反応に対して適切な処置を行うこと。 [取扱いに関する注意] (1)一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (2)注射部位は70%アルコールで消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 (3)注射器具(注射針)は原則として1頭ごとに取り替えること。 [その他の注意] 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |