ノックベイト

2025/03/18

品名 ノックベイト
一般的名称
承認年月日 1:2004/02/03 2:2004/05/26 3:2005/06/21 4:2012/09/25
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2005/10/01 2:2023/02/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 エンバイロサイエンスジャパン株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 防虫剤・殺虫剤
規制区分
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 イミダクロプリド 0.50g/100g
包装単位 ポリプロピレン容器(ポリエチレン内袋)(2kg)
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 畜・鶏舎内及び周辺のイエバエ成虫の駆除
用法用量 設置法:床面積100㎡当たり200gを、畜・鶏舎内の通路及び出入り口等の家畜が経口摂取できない場所に適切な容器に入れて設置する。本剤の使用量はイエバエの発生状況により増減する。
塗布法:床面積100㎡当たり200gを160mLの水に均一になるように混合し、約15~30分後にペースト状になったことを確認してから、家畜が直接接触することのない壁や柱等の一ヵ所あるいは何ヵ所かに分けて、畜・鶏舎全体の塗布面積が2~4㎡になるうように塗布する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・使用前に添付文書等をよく読み、十分理解した上で使用すること。

(使用者に対する注意)

・本剤使用中は手袋を着用し、本剤が使用者の皮膚に付着したり、目や口に入らないように注意すること。

・使用した後、又は皮膚に付着した場合は、石けん等でよく洗うこと。

・本剤の調製中又は塗布するときに本剤と接触しないように注意すること。

(対象動物に関する注意)

・環境汚染、家畜及び犬その他の動物の誤食を防止する必要があるので、直接床や地面に本剤を散布しないこと。

・本剤には誤食防止の目的で苦味剤が添加されているが、本剤を容器に入れて畜・鶏舎内に設置した場合、犬は本剤に嗜好性を示し食べてしまうので、犬が食べることのないように、本剤を入れた容器を高い位置に置く、吊す、容器を金網等で覆う等の誤食防止処置を必ず行うこと。

・本剤は、蜜蜂、蚕に被害を及ぼす恐れがあるところでは使用しないこと。

(取扱い上の注意)

・本剤の取扱いには十分注意し、他の医薬品、食品、飼料等と区別し、家畜及び小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・使用後、残った薬剤は必ず保管場所に戻し、容器は封をしておくこと。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの空容器等は、地方公共団体の条例や指導に従った廃棄物として処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・万一、身体に異常を来した場合や誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちにクロロニコチニル系の殺虫剤を使用した旨を医師に申し出て診察を受けること。

・目に入った場合は、直ちに水でよく洗い流すこと。皮膚又は眼に刺激が残る場合は医師の診察を受けること。

・アレルギー体質等で刺激を感じた場合には直ちに使用を中止すること。

(対象動物に関する注意)

・犬が本剤を誤食した場合、嘔吐、振戦(震え)等の症状が認められることがある。

・万一、犬が本剤を誤食した場合は、胃洗浄、吸着剤(活性炭等)の投与、輸液及び呼吸管理等の処置が有効であると考えられる。

(取扱い上の注意)
1.設置法

(1)本剤は、風雨の影響を受けない畜・鶏舎内の通路及び出入り口等の家畜が経口摂取できない場所に、容器に入れて設置すること。

(2)本剤は、例えば本剤が容易に風で飛ばないような高さをもつ浅く広い皿又はトレイ等に、なるべく均等になるように入れて設置すること。本剤を入れた容器をイエバエがよく来る場所又はイエバエが好んで休息する場所に数多く設置すると、より良い駆除効果を得ることができる。

(3)容器内にノックダウンしたイエバエや混入したゴミ等は、新たなイエバエの経口摂取を妨害すると思われる量に達する前に、速やかにとり除くこと。なお、イエバエの経口摂取等により薬剤が消費された場合は適宜追加すること。

(4)本剤を使用するときに用いる容器は、食品用の容器等、誤用の恐れのあるものを使用しないこと。

(5)使用後の薬剤を廃棄する場合は、環境及び水系を汚染しないように注意して回収し、地方公共団体の条例や指導に従った廃棄物として処分すること。

2.塗布法

(1)本剤は、畜・鶏舎内の壁や柱等の家畜が直接接触することのない場所に塗布すること。特に家畜を係留する場所や犬等が舐める恐れがある場所、使用者が日常の作業で接触しやすい場所は避けること。

(2)本剤を重ね塗りする場合は、本剤が滴り落ちないように注意し、塗布面が乾いたことを確認した上で塗布すること。

(3)家畜・家禽の飼料、飼料箱、飲水、飲水器、搾乳機械等の保管場所の上部には本剤を塗布しないこと。

(4)本剤はイエバエがよく来る場所又はイエバエが好んで休息する場所に塗布すると、より良い駆除効果を得ることができる。

(5)イエバエの経口摂取等により薬剤が消費された場合、本剤のにおいが薄れてハエが集まらなくなった場合は、適宜追加塗布すること。

(6)本剤を壁や柱等から除去する場合は、土壌や水系等の環境を汚染しないように削り取るか水で湿らし布等で拭き取る等の方法で回収し、地方公共団体の条例や指導に従った廃棄物として処分すること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H17/10/1)バイエル株式会社→バイエルクロップサイエンス株式会社

・承継(R5.2.1付):バイエルクロップサイエンス株式会社→エンバイロサイエンスジャパン株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰